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オッパと布団に入って
今日の出来事を思い出す。
今の時刻は夜の11時。
テヒョンとユラさん、
……流石にまだ一緒にいるってことはないよね。
もしまだテヒョンの家にいるとしたら…、
あーだめ。どんどん悪い方に思考が傾く。
「 オッパ… 」
YG「 ん？ 」
「 ぎゅうしてもいい…？ 」
そう言うと無言で抱き締めてくれる。
「 あのね、オッパ。今から喋るのは私の独り言だから… 」
YG「 …ん 」
「 今日は私とのデートだったのに、テヒョンは他の女の子を選んじゃった。
テヒョンと久しぶりに会うの、楽しみだったのになぁ…。
もし嫌って言ったら、私のこと選んでくれたのかな。
テヒョンと…一緒にっ、いれたのかなぁ…っ？
寂しい、会いたいよ…っ。
私ばっかりテヒョンのこと好きみたいで、辛い。
毎日1人で悩むのも、1人で泣くのも、我慢するのも
全部全部っ、疲れちゃった…っ。」
YG「 ……今の状況が辛いなら、勇気出すしかないんじゃねぇの。
思ってること1回本人に吐き出してこい。
このままの状態で付き合い続けても意味ないと俺は思う。
本音ぶつけて離れてくなら、所詮その程度の男だったってことだ。
そん時は、俺が慰めてやるよ。
っていう独り言だから、俺も 」
「 …ふふっ笑 」
YG「 何笑ってやがる 」
「 なんでもなーい！笑 ユンギオッパ大好きー！ 」
YG「 はいはい 」
初めて人に話した不安と不満。
ずっと苦しかった。
でも少しだけ軽くなった気がする。
「 あー、私、ユンギオッパにのりかえようかな笑 」
YG「 お断り。俺は綺麗なヌナがタイプなんで 」
「 はいはい！どーせ私はブスなガキですよー！ 」
YG「 そうゆーとこがガキだっつーの 」
「 はぁー！？ 」
YG「 うるせー。もう寝るぞ、お子ちゃま 」
「 …もうっ、おやすみ！ 」
オッパ、ありがとう。
明日、勇気出してみるよ。
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作者名：HINA | 作成日時：2018年9月5日 23時
