【ハイキュー!!】マネージャーは今日も嘘をつく

４７話ー及川徹との交友関係ー ページ47

「ホント…変な子だなぁ…」


ドンドンと離れていく彼女の背中を見つめながらそう零す


彼女と出会ったとき、つまりは烏野との練習試合の時

俺は彼女がなんとなく気になった


俺に媚びるわけでもなく

俺を嫌うわけでもなく


どっちにしろ彼女は俺に興味を示さなかった

それだけなら俺も彼女に興味を持つことは無かったと思う


まぁ、出会いが出会いなだけに、第一印象から「変な子」だったけど…


それを無しにしても俺は彼女が無性に気になった、興味を持った


だから彼女に声をかけた、「すぐ飽きるだろう」なんて軽い気持ちで

けど彼女は毎度毎度俺の予想の斜め上の行動をし、俺を驚かせた


いつしか俺の彼女に対する印象に「変な子」だけでなく
「面白い子」と言う印象が入っていた


それは今も変わらない


俺は彼女の事を全然知らないからだ


誰かが知っている東峰Aではなく

俺が東峰Aを知りたい


不思議とそう、思ってしまい思っている


「さて、これ買って帰ろうかな」


理由は俺自身わからない


彼女の事もだけど、彼女に興味がわいた理由も


いつか分かればいいな


なんて、思ってる


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(あ、及川さん)
(Aちゃん？どうしたの？)
(神様の試練が…)
(分かりやすく)
(…)
(あそこのテーピングとって下さい)
(了解了解)

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