【ヒロアカ】平和の象徴の妻２！【オールマイト】 (ページ3)

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妻と最悪な出来事ページ3

妙に鮮明な悪夢を見た翌日、Aは仕事の為、オールマイトと共に車に乗って雄英高校へと出勤する

Aは右足が義足の為、運転はオールマイトに任せている

「昨夜は眠れたかい？」

「ねーーむれた眠れた」

「何その微妙な返事…心配だなぁ」

運転しつつ、眉を顰めるオールマイトに、Aは笑う

「ふはっ、だーいじょうぶやって

ありがと、俊典」

「…うーん」「何その微妙な返事」

▽△▽△

「おはようございます～」

「「おはようございます」」

校内に入りオールマイトと分かれたAは、自分の職場である事務室へと足を運んだ

「うっし！今日も頑張りましょか！」

「「はい！」」

朝礼を済ませ、皆バラけて各自の仕事を始める

Aも自分の席に座り、仕事を始めようとすると

「Aさん！」

「ん？どしたー？」

部下の一人が、Aに声をかける

「最近落ち葉が校門前に酷いので、誰か掃除しておいてくれないかと校長からご指示を頂いてます！」

「…(校門前の落ち葉掃除)」

その言葉を聞いて、Aはすぐさま昨夜の夢を思い出した

あれも校門前の落ち葉を掃除している時だったからだ

「…Aさん？」

声をかけた瞬間、Aが固まったので、部下は心配の声をかける

「んっ？あ、あぁ！大丈夫やで！

アタシがするわ！！」

「えっでもAさん他の仕事もあるし、部下の誰かにしてもらったら」

「ええよええよ！皆色々新しなってごちゃごちゃしとるやろし、アタシが掃除するから！」

任せなさい！と胸を叩いて言うAに、部下も分かりましたと微笑んで自分の席についた

「(昨日見た夢が夢やし…それに何か嫌な予感がするから、行かせられへんわなぁ)」

昨夜見た夢を思い返しながら、Aは席を立ち

竹箒とちりとりを持って事務室を出た

▽△▽△

「…(どうしよ)」

Aは冷や汗を流していた

「Aさんおはようございます！」

「おはようございます！」「ございます！」

「…ざいます」

「お～おはよう～」

この状況に

「(まるっきり夢と一緒やんけぇええ！！)」

Aは、ダラダラ冷や汗を流しながら、平然とした風を装って仲良し四人組に挨拶をした