【ヒロアカ】平和の象徴の妻２！【オールマイト】 (ページ2)

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妻と夢ページ2

オールマイトが引退宣言をし

雄英高校が寮性になり数日後

Aは平和な生活を送っていた

「あ～…平和やなぁ」

大きな校門の前で竹箒で枯れ葉を集め

鼻歌を歌いながら雄英高校の事務であるAは仕事に務めていた

「Aさん！おはようございます！」

「おはようございます！」「ございます！」

「…はざす」

「おーおはようさん」

校門に入り挨拶をしてくれたのは

緑谷と麗日、飯田と轟の仲良し四人組だ

「今日も勉学に勤しみや～」

「はい！また分からない所あったら教えて貰っていいですか！？」

「いやそれは相澤先生に聞けや」

いい天気の中談笑を楽しんでいると

「危ない！！」

という大きな声が聞こえてきた

瞬間

「「わぁぁ！」」

緑谷達の方にいきなり岩が落ちてきて

「っは…？」

Aの目の前で緑谷達は岩に押し潰されてしまった

今からは紅色の血が……「わぁぁぁぁぁぁぁあ！！！！

…ぁ…！？！？…ﾊｧｯ…ﾊｧｯ

…夢…？？」

勢いよく飛び起き、Aは意識を何とか浮上させる

今いる場所は雄英高校の校門前などではなく

「…いえ」

自宅のベットだ

時間は4時、まだ起きるには早い時間である

「ん…A…？どうかしたのかい？」

Aの叫び声に、隣で寝ていたオールマイトが声をかける

「いや…ちょっと…な」

「…嫌な夢でも見たのかい？」

「…おう」

「また、あの夢？」

あの夢、とは

Aが昔、ヒーロー嫌いになった理由を作った夢

しかしAはオールマイトの問に首を振った

「いや…またちがう夢…(にしては鮮明やったな…)」

そんなAにオールマイトは微笑んで、一度起き上がりAの頭を撫でる

「そう…とりあえずまだ時間あるし、二度寝でもしよう、今度はきっといい夢を見るよ」

「…ん」

オールマイトに言われ、もう一度Aは布団に潜り込み、眠った

今度はあの夢は見なかった…が

この時、Aは気付く筈もなかった

その日見た夢が、新たな事件の幕開けだったことを

「…よし、始めようか

復讐のゲームをよ」

「…御意」