ショッピングと！！ ページ19
「やだっ、冷ちゃんこれ似合うんじゃない
？」
「これ可愛いわねっ！冷ちゃん試着してきて〜」
「このコーディネート可愛いわね〜冷ちゃんに似合いそう♡」
「あっ、あの、岡山さん…」
「なぁに？」
「そんなにいっぱい、申しわけないですっ…！！」
ショッピングモールに着いてからAは冷を連れてずっと服屋に入っては冷に似合いそうなものを選び試着させ、購入(勿論Aが買う)を繰り返していた
買い物袋も、冷に持たせず、Aが全部持っている
まだ服屋を見て回る気満々なAは、不思議そうに冷を見つめた
「そんなことないわよ〜
どうせ炎司ちゃんの事だから冷ちゃん、お買い物する時間もないでしょう？」
「うっ…(確かに)」
「だ、か、ら♡
ここはお姉さんにまかせなさいな！！
買い物は大人買いが一番気持ちよくてストレス発散になるのよ〜！！ね♡」
「……は、はい」
ウインクをバッチリと決められた冷は、うなずかざるを得なかった
でも、少し勇気を振り絞って、Aの服の裾をちょんと引っ張ってちゃんとAの目を見て話す
「で、でも、Aさんの服も見ましょう？私のばかりは、申し訳ないし、一緒に買い物するなら
…そっちの方がきっと楽しいから」
きゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん！！！
「？？Aさん…？」
「と、ときめいたわ…！！やるわね冷ちゃん…アタシのもう無いはずの男心が動きかけたわっ…！！」
くっ、と冷から目をそらしてAは苦しそうに言ったが、幸せそうだった(冷が可愛すぎて)
「あ、ありがとうございます…？？」
「どういたしまして！！
よっし、冷ちゃん！！服を見て見てみて、買いまくるわよ〜！！」
「はいっ…」
ーーー
「はぁ〜買ったわね！！」
「ましたね」
戻って乗り込んだ車の後ろには、今日買った荷物がびっしりと詰まっていた
「ね？結構大人買いしたら気持ちいいでしょ？」
「はい」
やっとAには緊張しなくなったのか、へらりと笑ってくれる冷に、Aも内心安心する
「冷ちゃん」
「…はい？」
「行きしの話だけど、きっと大変だと思うわ、個性婚の辛さとかそういうの、結構アタシ分かってるつもりなの」
「…」
「だから、いつだってこのオカマのお姉さんを頼ってね？」
「え？」
冷の声に、Aはうふふと笑った
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←車の中でのトークと！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 146人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
(名前)(プロフ) - 面白すぎます！応援してます！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年4月14日 16時) (
レス) id: 0a80c4d22b (このIDを非表示/違反報告)
お嬢（眼鏡野郎）(プロフ) - 鬼灯弔銀時晋介丁さん» お知らせコメントありがとうございます！消太になってましたか！？すぐ確認次第訂正します！お知らせ頂きありがとうございます (2018年8月4日 9時) (レス) id: 07afd64f28 (このIDを非表示/違反報告)
お嬢（眼鏡野郎）(プロフ) - 蛙傘さん» お知らせコメントありがとうございます……！そうなのですね……！私の調べがまだまだ足りず申し訳ございません！訂正します！教えて下さりありがとうございます！ (2018年8月4日 9時) (レス) id: 07afd64f28 (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯弔銀時晋介丁 - あの、焦凍が消太になってますよ (2018年7月31日 3時) (レス) id: 7bc9a154f5 (このIDを非表示/違反報告)
蛙傘(プロフ) - すごい面白いですオカマキャラ珍しくて楽しい…(（ あ、お節介のようですけど、轟くんのお母さんの名前は冷さんですよ！ (2018年7月6日 19時) (レス) id: 3cd666b67a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：眼鏡野郎 | 作成日時：2018年3月23日 18時
