妻、驚く ページ41
「アタシ、刑務所いきっすかね」
「そう、その件なんだけどね…」
正直、覚悟は決めていた
あの現場にいったということはカメラに写されていたという事でもある
つまり、世間には筒抜けなのだ
しかし根津は
真剣に聞くAの事などいざ知らず
ケロリとこう答えた
「君、無罪だってさ」
「うぇい？」
む、ざ、い？
この雄…確かにそういったか？
「なんと…おっしゃいました？」
「だから！無罪だって！
今回の君の動きは見事だったと警察署長から言葉を頂いてね
感謝状さえも届いてるよ…なんでだろうね？」
「それは…私が一番聞きたいです」
一般人の個性発動
犯罪現場に突入したこと
こんなにやってしまったのに
無罪なのか…
「そっか…無罪か」
Aは一気に力が抜けてしまった
そんなAに追い打ちをかけるように
根津は胸ポケットから一枚のカードを取り出す
「ハイこれ！」「何すかコレ…」
カードの太字には
『個性使用特別許可書』
とかいていた
「今回の君の働きは見事だった！
ってことで、特別に一般人の君でもヴィランが出現した際に個性を使用して人々を救ってもいいっていう特別な許可書をもらったよ！」
「まじすか…そんな凄いことしてないですよ自分」
「まぁ、ケガの状況みれば褒められたもんじゃないこどね
あの現場を見ていた人たちが、君に救ってもらったことは確かなんだよ
勿論、オールマイトもね！」
「…はい」
「どうだい、その許可書、貰ってくれるかい」
根津の問い掛けに
Aは微笑んで答えた
「勿論です、有難く使わせてもらいます」
「うん！後ね」
一体その体のどこにしまっていたというのか
根津はバーンという効果音と共に
義足を取り出してきた
「ジャジャーン！はいAくんこれ」
「ありがとうございます…何から何まで」
「何、いつも頑張って働いてくれてるからね
校長からの臨時ボーナスだよ」
付けてみて
と根津に言われ
恐る恐るつけてみると
「うわぴったし…よく足のサイズわかりましたね」
「ネズミだからね！」
「いや、アンタだからでしょ…ありがとうございます」
「いいってことさ！」
そうして根津は
ハッハッハと笑ってからAの家を出て行った
――
ゆっくりでよく
そんなに喋れるな！って思うかもしれませんが…
それが、妄想です←ｲﾐﾜｶﾗﾝ
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南風 - 妻、ヤル気出すの１３号が３号になってます！更新頑張って下さい！ (2019年4月12日 7時) (
レス) id: 1c94acc086 (このIDを非表示/違反報告)
にゃっち☆(プロフ) - 初めまして！よく読ませてもらっています(*^^*)とても面白かったです！続編来て欲しいです！(*´ω｀*) (2018年6月15日 0時) (レス) id: dfa09d1e50 (このIDを非表示/違反報告)
お嬢（眼鏡野郎）(プロフ) - 不知火さん» リクエストありがとうございます！！これはあれですかね…！？オールマイトが夢主の才能に嫉妬的な奴で大丈夫ですか…！！？ (2018年5月12日 22時) (レス) id: 2ee905c803 (このIDを非表示/違反報告)
不知火 - 遅すぎると思いますがリクエストで「オールマイトが夢主さんに嫉妬してしまう(激甘でも甘でもいい)」感じお願いします！！ (2018年5月6日 23時) (レス) id: bc5da2810a (このIDを非表示/違反報告)
No.ゼロ(プロフ) - リクエスト読みました！ありがとうございます。オールマイト、優しい…！！ (2016年12月2日 21時) (レス) id: 0ab8e72630 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眼鏡野郎 | 作成日時：2016年6月17日 9時
