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「 うわああああああん！ジミンちゃーーーん… 」
JM「 よしよし、また彼氏となんかあったの？ 」
いつものように彼氏のことで嘆く私を慰めてくれているこの優男は大学に入ってから出来た友達のジミンちゃんである。
家が近いし2人とも一人暮らしなこともあり、前からよくお互いの家には出入りしていた。
彼氏と何かある度に毎度こうやって家に転がり込み話を聞いてもらっている。
うん、我ながら図々しい。
だけどこの子の優しさについつい甘えちゃうんだよね…。
「 なんかあったというか…前と違って大切にされてる感じがしなくて不安に駆られてる 」
JM「 どうしてそう思うの？ 」
よしよしと頭を撫でながら優しく問いかけられる。
「 マメに連絡する人なのに、最近は全然連絡すらくれないし、態度も素っ気ないんだよ〜… 」
JM 「 うーん、お仕事が忙しくなってなかなか連絡する時間が取れないんじゃないかな？ 」
「 どんなに忙しくても前は絶対何か一言はくれてたもん… 」
私は大学3年生なのに対して彼氏のミンジュンは5つ上の社会人。
だからこそ不安になる。
会社には私と違って大人っぽい綺麗なお姉さんたちがたくさんいるだろうし。
「 やっぱり子供っぽい私より大人のお姉さんの方がいいのかなー 」
JM「 もーAってば。そんなこと言っちゃダメ。それにAは可愛いんだから自信持ちなって！ 」
僕が保証する！ってドヤ顔してるジミンちゃん。
相変わらず可愛い。ほっぺプニプニしたい。
「 う〜ジミンちゃんありがとう！さすが心の友！！ 」
JM「 へへ、元気出たみたいだしお腹空いたでしょ？適当に出前でも取るから食べて行きなよ 」
「 食べる！食べたい！チキンがいい！あとピザも！ 」
JM「 はいはい、随分と食い意地が張ったお嬢様だな〜」
クスクスと笑いながら、私の頭を撫でる姿に
思わずキュンとしてしまう。
いかんいかん、私には彼氏というものがいるのだから。
でもほんとにジミンちゃんは可愛いしかっこいい。
そりゃもう、アイドルなれるよってレベルで。
外見も内面もパーフェクトな彼にどうして彼女ができないのか謎だ。
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作者名：ひな | 作成日時：2020年2月6日 0時
