50 外資系と仲良しに的な ページ6
その日は1日検査をして、また医務室で過ごした。
個人的には早く部屋に戻りたかったのだが1人ではなにもできない。
トントン様とぺ神様の話し合いの結果、ショッピ様がしばらく私の付き添い係になった。
彼らの中でもショッピ様はここに置いておく、という流れになっているのだろう。
「Aさん」
ベッドに入るとショッピ様が私を呼んだ。
『はい、なんですか？』
「あの、この前も言った気がするんですけどなんで敬語で、しかも、様、呼びなんですか？」
え、あー、うーん。
やっぱ、癖なんだよねぇ。てか、
『ショッピ様も敬語じゃないですか。』
「そ、れはそうですけど…
じゃあ、敬語なしにしません？一応俺侵入者なのに敬語使うんはおかしいと思うんすよ。」
たしかに、ショッピ様の立場にしたら敬語を使われるのは嫌かもしれないなぁ。
『分かった。じゃあ敬語、なしにしよ！』
「うん、そっちの方がやっぱええわ。」
『じゃあ明日からよろしくね、ショッピ君』
「よろしく」
たしかに、なんか親しい友人みたいでいいかもしれない。
親しい友人、か。あの時の“彼”以来かもしれないなぁ。
ーーーーーーーーーーーー
翌日、誰かの気配で目が覚める。
…っ、うーん。もう朝か。
「おはよ、A。聴こえるようになったんだって？おめでとう。てか横に寝てる侵入者はどーゆーこと？」
起き上がって音のする方を見るとひとらんがまた花瓶の花をいじっていた。
『はよー、ひとらん、おかげさまで聴こえるようになりました。…侵入者？…横？』
ひとらんの言う通り、横を見てみるとショッピ君がベッドに突っ伏してスースーと寝ていた。
…っなにこれ、めちゃ可愛いんですけど。
『彼、しばらくの間、私の付き添い係になったんです。
張り切って昨日夜遅くまで起きてたみたいなのですが、ダメだったみたいですね。
もう少し寝させてあげましょう。』
「ふーん、俺、ソイツの事信用してないんだよねー。まあ、Aがいいんなら何も言わないけど、警戒はしとくよ」
そうだよね、やっぱみんながみんな信用するわけじゃない、
それは重々承知だ。
ひとらんは私のことを考えてなにも言わないでいてくれる。
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田那(プロフ) - 藍彩さん» 藍彩さんコメありです！ほんと嬉しいです！！更新遅くてすみません…(^^;)今日更新するので！！頑張ります…！ (2019年3月16日 18時) (
レス) id: 93fd3d14e4 (このIDを非表示/違反報告)
藍彩(プロフ) - コメ失礼します。このお話をずっと読ませていただいています!凄く好きです!これからも無理せず頑張ってください! (2019年3月16日 16時) (レス) id: df9cf9fd49 (このIDを非表示/違反報告)
しの(プロフ) - 美希さん» 美希さんコメありです！告白ありがとうございますっ( *´艸｀)勉強もお話もすごくやる気が出ました！これからもよろしくお願いしますっ！ (2018年12月4日 23時) (レス) id: d5dba05dc9 (このIDを非表示/違反報告)
美希 - コメ失礼します。田那さんの小説大好きです！勉強もお話更新も無理だけはしないで頑張って下さい！応援してます！ (2018年12月4日 22時) (レス) id: 1d811f58bd (このIDを非表示/違反報告)
田那(プロフ) - 蒼乃*さん» 蒼乃さんコメありですっ！しょ、初期から今までずっと読んで下さってる！？ありがとうございますっ！さらに告白まで…！(*´Д｀*)無理はしないようこれからも頑張ります！これからもよろしくお願いします！ (2018年12月4日 22時) (レス) id: 2492527272 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：田那 | 作成日時：2018年11月29日 19時
