28話 ページ30
ゾムさんに連れられ皆の元に戻る。
本当に皆いる…。
1部知らない人もいるけれども…。
それでも皆暖かく迎え入れてくれた。
｢よう帰ってきたなぁ！！｣と頭をぐしゃぐしゃにするコネさん。
｢顔怪我してるやん！！｣と慌てるロボロさん。
｢ひとまずこれを…｣と懐からハンカチを渡す紳士なエミさん。
｢心配したやろ！！｣と駆け寄ってくるシャオさん。
こんなにもあたたかい人達に囲まれていたのか、と実感する。
｢ただいま。｣と微笑むと皆一斉に｢おかえり！｣と返してくれたことがたまらなく嬉しかった。
ーーーー
｢……楽しそうですね、あの人。｣
ゾ｢趣味やからな。戦争。｣
視線の先にいる総統閣下様。
戦いの最中、楽しそうな笑い声を上げ砲撃を命じていた。
グ｢味わうが良い愚民共！！｣
フハハハハハ！！という笑い声が響きわたる。
呆れたように溜息をつきながら、私たちの目の前にトントンさんは座る。
｢トントンさん。｣
ト｢Aちゃんのおかげで脅威の芽を摘み取ることが出来たわ。お手柄やんな｣
｢攫われましたけどね…｣
ト｢マジで心臓止まるかと思ったんやぞ…｣
心配おかけして申し訳ありません…と謝罪すると、心配するのは当たり前やろ、気にすんな。と返された。
？｢トントンさん、その人が前に言ってた人っすか｣
ト｢ショッピ君。お疲れ様やで。
せや。この子がAちゃんや。｣
紫のヘルメットを被り、タバコを加えた1人の青年。歓迎会の時辺りからしばらく任務で会えなかったのだが、話は聞いたことがある。
｢ショッピさんですね。初めまして。
Aと申します。｣
ショ｢ショッピっす。なんつーか…
思ってたよりちんちくりんっすね。｣
久しぶりに言われたなそれ。
隣で爆笑してるゾムさん。
トントンさんが｢こいつ、シッマの弟子なんよ｣と説明され納得する。
師弟共々同じこと言いやがって…。
ショ｢あのクソ師匠この戦いに乗じて抹殺できないっすかね。｣
ト｢やめたれ。｣
ゾ｢ええな！楽しそうやん！！行こうやショッピ君！！｣
トントンさんの制止も空しく、走り去る2人。
深い溜息を吐くトントンさんに少なからず同情した…。
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雨々(プロフ) - あんこさん» あんこ様。ご指摘ありがとうございます！訂正させていただきます…。大変失礼致しました。 (2019年5月20日 1時) (
レス) id: 67d442b3b3 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - あのぅ、9話のアイフォート、じゃなくて、アイホートじゃないですか？ (違ったらすみません) (2019年5月19日 22時) (レス) id: 9d9eb47659 (このIDを非表示/違反報告)
雨々(プロフ) - 桜猫さん» ありがとうございます！！やはり鬱先生にはその気質があるように思えるのです…。これから番外編でもそんな感じの先生を書いて行きたいな…と考えておりますw (2019年4月10日 23時) (レス) id: 67d442b3b3 (このIDを非表示/違反報告)
桜猫(プロフ) - 完結おめでとうございます！関係ないですけどMな鬱先生にピーーをしてから<自主規制>して<自主規制>にｽﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞして真っ赤な顔にピーした…おっと誰か来たようだ (2019年4月10日 23時) (レス) id: b3a762d464 (このIDを非表示/違反報告)
雨々(プロフ) - 琴葉さん» ありがとうございます！！グダグダの文章で読みにくくてすみませんでした…！ファン！？ありがとうございます！！泣 (2019年4月10日 22時) (レス) id: 67d442b3b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夕凪
| 作成日時：2019年4月5日 15時
