19話 ページ20
鬱先生目線
あー…ホンマに今日の女しつこかったわぁ…。
ホテル出ようとしても満足してないだの…。
お前の事情なんか知らんわ。
とりあえずトン氏の部屋行かんとな…。
ここから説教食らうんはしんどいなぁ。
重い足取りでトン氏の部屋の前に着く。
鬱｢トン氏〜？僕やで〜…｣
どんな説教が待ってるのか…
恐怖で思わず声が上ずってしまう。
だが、返ってくるはずの返事がない。
疑問に思い扉を開けた。
机が綺麗になっとる…やと！！
そんな馬鹿な…。
横を見ると上を向いたままいびきをかくトン氏の姿。
あれ、仕事机におらんの珍しいな。
そう思いトン氏の仕事机に向かうと…
鬱｢！A…ちゃん？｣
何故かトン氏の机で眠るAちゃんの姿。
まさか…俺の分の仕事もAちゃんがやってくれたんか？
鬱｢…ごめんな、Aちゃん。｣
静かに寝息を立てる彼女の頭を静かに撫でる。
女の子に仕事押し付けて遊びに行くなんて…
クズやな…俺。
｢ん………鬱、せんせ？｣
鬱｢！起こしてしもうたか…。｣
｢あ…おかえりなさい。楽しかったですか？｣
その一言に胸が痛んだ。
楽しい訳ないやん…。
女の子に仕事押し付けて、好きでもない女と1夜過ごしたんやぞ…。
答えられずにいると｢美人な人でしたね｣と微笑まれた。
なんで…Aちゃんが相手を知っとるんや。
Aちゃんの何気ない言葉に罪悪感が募っていく。
鬱｢っ……。ごめんな、Aちゃん。｣
｢何が、ですか？｣
鬱｢色々や…。色々……。｣
｢…鬱先生？なぜ自分をそんなに責めているのですか｣
なんでや。
なんで、Aちゃんがそないな顔するんや。
なんで泣きそうな顔をするんや…。
辞めてくれ。
そないな目で見ないでくれや。
そない優しい手で撫でんといてや…。
そないなことされたら…
Aちゃんに、依存してまうやろ……
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雨々(プロフ) - あんこさん» あんこ様。ご指摘ありがとうございます！訂正させていただきます…。大変失礼致しました。 (2019年5月20日 1時) (
レス) id: 67d442b3b3 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - あのぅ、9話のアイフォート、じゃなくて、アイホートじゃないですか？ (違ったらすみません) (2019年5月19日 22時) (レス) id: 9d9eb47659 (このIDを非表示/違反報告)
雨々(プロフ) - 桜猫さん» ありがとうございます！！やはり鬱先生にはその気質があるように思えるのです…。これから番外編でもそんな感じの先生を書いて行きたいな…と考えておりますw (2019年4月10日 23時) (レス) id: 67d442b3b3 (このIDを非表示/違反報告)
桜猫(プロフ) - 完結おめでとうございます！関係ないですけどMな鬱先生にピーーをしてから<自主規制>して<自主規制>にｽﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞして真っ赤な顔にピーした…おっと誰か来たようだ (2019年4月10日 23時) (レス) id: b3a762d464 (このIDを非表示/違反報告)
雨々(プロフ) - 琴葉さん» ありがとうございます！！グダグダの文章で読みにくくてすみませんでした…！ファン！？ありがとうございます！！泣 (2019年4月10日 22時) (レス) id: 67d442b3b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夕凪
| 作成日時：2019年4月5日 15時
