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落とし穴【show】2 ページ9

s「な、なぁAちゃん」

「は、はい!何ですか?」

s「その…今お互いはほとんど見え取らんし…キスしてもええか?」

「え…。え、あ…」

s「俺は前からAちゃんの事好きやったからしたいんやけど、嫌なら嫌でええよ」

昔はこの人が少し怖かった。
金髪で、サングラスしていて紫のシャツのスーツ姿で匠帽子で。

声も他の人より低いし迫力がある。

でも外見とは裏腹にすごく周りのことをよく分かってる。
すごく気にかけてくれる。
優しいお兄さん的存在で、いつの間にか惹かれていた事も分かっていた。


「…いい、ですよ」


何となくshowさんが少し驚いたのが分かった

お互いは見えなくとも何となく近づいて来ているのはわかる。
あと少し…あと少しで…
という所で聞きなれた音がした。



シュー……


s「え…」

「え」


ドカン!



あ「showやーん、Aちゃーん、大丈夫か?」

s「ゲホッ…ちょ、俺らごとTNTで吹っ飛ばす気か!」

あ「…showやん無傷が(ボソッ」

s「聞こえとんぞ。」


大きく空いた天井
そこからちゃみんとまゆたんが見下ろしていた。

ま「良かった!無事そうで!」

「いや、無事って言えるの?これ…」





私達は穴から引きずり出してもらい、ようやく出口にたどり着いた。


s「…な、なぁAちゃん。さっきのって…」

「showさん。私はちゃんとshowさんのこと好きだからOKしたんですよ。」


この時のshowさんのこと、私は多分忘れないだろう。
緑の匠帽子は林檎の様な赤に染まっていたから。





あ「showやん赤くなってる…」

ま「珍しい…」

ナンパ願望【赤髪のとも】→←落とし穴【show】



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リア - バステンさんやばいですww更新頑張ってください (2018年3月30日 23時) (レス) id: a2c09791be (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨々 | 作成日時:2016年8月31日 0時

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