六之巻 ページ7
しばらくして…
白｢毎度毎度怪我を増やすのはやめておくれよ。｣
空｢白子さんの言う通りだよ。｣
天｢ぶわっはっはっ！！
俺が良ければ全て良し！｣
空｢よくねぇよ！｣
バシッ！
天｢いった！白子ぅ〜。空丸が反抗期だよ〜｣
そう白子に泣きつく天火を横目に
Aは宙太郎の手当をしていた。
貴｢痛くはありませんか？｣
宙｢大丈夫っす！全然痛くないっす！
ちょっと１０箇所くらいたんこぶできただけっす！｣
貴｢それ…大丈夫なの？｣
三人の手当が終わり…
貴｢曇天火様。｣
天｢天火【様】だって。【様】だって〜！｣
空｢黙れクソ兄貴｣
天｢ひどい！！(ﾟдﾟlll)｣
この曇兄弟は…
悪い人ではなさそうだ。
彼らからは嘘の欠片も感じないから
貴｢どうか、この家に仕えさせてください！
お願い申し上げます！｣
天｢…顔をあげてくれよ。
別に仕える必要はない。
でも、手伝ってくれるなら大歓迎だ！
なぁ？｣
空｢俺も仕えるとかそういう堅苦しいもんじゃなくて、家族の一人になって欲しいです。｣
宙｢お、オイラも！A姉には家族になって欲しいっす！お姉さんになって欲しいっす！｣
貴｢お、お姉さん？///｣
３人(あ、照れた)
貴｢家族…｣
生まれた時から両親には冷たい目線を向けられた。
私を見つけては｢厄災だ！｣｢生まれてこなければよかった！｣と言われ続けた。
一人だった。
孤独だった。
平気なように振舞っていた。
そのうち平気だと思えると信じて…
でも。決してそんなことはなかった。
貴｢私を…家族にしてくださるのですか？｣
それまで黙っていた白子はいった
白｢この人達を信じてみたらどうだ？
俺はもうここに１０年近くいる。｣
本当は望んでいた。
貴｢っ…！よろしく…お願いします！｣
おはよう。
ありがとう。
おかえり。
ただいま。
そんな風に普通に言える
【家族】が欲しかった。と。
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Ruka - 白子さん好きです。他の人もこの作品を見て好きになりました。声優の方も好きです。応援しております。 (2015年6月21日 21時) (
レス) id: c68512e79e (このIDを非表示/違反報告)
夕凪(プロフ) - メガネザルさん» 私も遊佐さんも櫻井さんも好きですwありがとうございます！ (2015年1月5日 15時) (レス) id: 8e09039609 (このIDを非表示/違反報告)
夕凪(プロフ) - kurousagiさん» ありがとうございます！昨夜更新しました！！ (2015年1月5日 15時) (レス) id: 8e09039609 (このIDを非表示/違反報告)
夕凪(プロフ) - 由亜菜さん» 昨日帰ってきました！！ありがとうございます！ (2015年1月5日 15時) (レス) id: 8e09039609 (このIDを非表示/違反報告)
メガネザル(プロフ) - 私遊佐さん大好きですw白子さんの櫻井さんも大好きですがw更新頑張ってください！ (2015年1月5日 12時) (レス) id: 6210693672 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夕凪
| 作成日時：2014年12月7日 1時
