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三十七之巻 ページ41

会場についた途端、わたし達は襲い掛かる警官を次々と倒していった。


空「どけ!!」


空丸も宙太郎もいつも以上に強く
迫力があった。



空「曇家が次男、空丸」

宙「三男、宙太郎」

貴「清水家が長女、A」

空「この裁判に異議を申し立てる!!」


数が多い。
でも、負けるわけには行かない!!









でも。
現実はそう甘くはなかった。


空「周りを見ろ!!
兄貴の心配をして、こんなに沢山の人が集まってるんだぞ!!」

野菜の店主「天火さんが罪を犯す筈がない!!
何かの間違いやろ!!」

おじさん「早く帰ってこい!天火さん!!」

天「みんな、暇なのかよ…」


いつ来たのか、空丸と宙太郎は白子様と牡丹さんに抑えられていた。



白子様と何かを話すと鉄扇を取り出し皆笑いかけた。

天「みんな、すまねぇ。
先にこの場を去る俺を許してくれ!」


貴「……け、…しょう」

天「ん?」

貴「許すわけないでしょう!!」


ここまで大きな声を出したのは初めてかもしれない。

今までこらえていた分の怒りをすべてぶつけるように言い放った。



貴「私はまだ、あなたに何もしていない!!
恩を返してない!!
お礼も、言えてない…のに!」


ポンッ

天「A、今までありがとうな!
俺は楽しかった!」

貴「そんなこと、言わないでください…」

天「俺は知っている。
A、お前はみんなにバレねぇ様に大蛇細胞について調べようとしてくれたんだろ?」

貴「知っていたのですか…」

天「もう、お前が何かを隠す必要はない。
無理をする必要もない!
白子と喧嘩してんのもこれが原因だろ?
早く仲直りしとけよ?」

貴「……」


全てお見通しか。
さすが、天火様…

天「これからも、曇家を頼む。
お前が支えてやってくれ」


そう言って再び処刑台に向かっていった。



そしてこの日。 この地から太陽が消えた

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Ruka - 白子さん好きです。他の人もこの作品を見て好きになりました。声優の方も好きです。応援しております。 (2015年6月21日 21時) (レス) id: c68512e79e (このIDを非表示/違反報告)
夕凪(プロフ) - メガネザルさん» 私も遊佐さんも櫻井さんも好きですwありがとうございます! (2015年1月5日 15時) (レス) id: 8e09039609 (このIDを非表示/違反報告)
夕凪(プロフ) - kurousagiさん» ありがとうございます!昨夜更新しました!! (2015年1月5日 15時) (レス) id: 8e09039609 (このIDを非表示/違反報告)
夕凪(プロフ) - 由亜菜さん» 昨日帰ってきました!!ありがとうございます! (2015年1月5日 15時) (レス) id: 8e09039609 (このIDを非表示/違反報告)
メガネザル(プロフ) - 私遊佐さん大好きですw白子さんの櫻井さんも大好きですがw更新頑張ってください! (2015年1月5日 12時) (レス) id: 6210693672 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夕凪 | 作成日時:2014年12月7日 1時

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