【金城白子】夜暗月照【曇天に笑う】

十二之巻 ページ13

新しいクナイ

白子様と同じクナイ


それは私を家族してみてくれている証拠
嬉しいけど
何か物足りない


なんというかじれったい

でもその気持ちにはまだ
たどり着けない









空｢俺、ちょっと先生のところ行ってくるわ｣

宙｢オイラも行くっす！｣

貴｢いってらっしゃい｣


空丸は昨日囚人に首を絞められたようで
それの診察へ行きました。

そして横を見ると…


天｢…うっぷ｣

絶賛二日酔い中の天火様


白｢飲みすぎだよ天火｣

天｢うるせぇよ。なんでお前は平気…っぷ｣

白｢俺はそんなに飲んでないしね？｣

天｢嘘つけ…｣



今月の分のお金をすべてお酒に費やしてしまったようです。

そりゃあ空丸も呆れるわ…









天｢さあて。俺も先生のところへ行くかー｣

貴｢私は夕飯の買い物に行ってきますね｣

白｢気をつけていくんだよ？｣

天｢おーう！｣

貴｢いってきます！｣



途中まで一緒に行くことにしました。




貴｢だ、大丈夫ですか？｣

天｢な、なんとか…っぷ。
揺らすなよA｣

貴｢あ、はい。｣


二日酔と必死に格闘している曇家当主様でした。

十三之巻→←十一之巻

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す