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Ep.24 ページ26

まるで拾ってきた猫を隠しているようなそんな気分だ。
彼の食欲には周りのメイド達も驚いたようで…

「…美味しいですか?」

ゾ「めっちゃ美味いわ!!」

一体どこにそんなに入るのだろう…
すると彼は私の前に肉を1切れ差し出した。


ゾ「食え。」

「え…」

ゾ「食っとらんやん。食え。」

彼の食欲の関係上、私は食べる量を減らしていたのだが…
流石ゾム様。今回は食害のつもりはなく、純粋に食べろと言うことらしい。

「ありがとうございます。」

お肉口の中で簡単に蕩けた。
レアのお肉から溢れ出る肉汁はとても美味しくて。

ゾ「…美味そうに食うな。」

「え…そ、そうですか?」

ゾ「めっちゃええな…!それ!」

何故かゾム様は嬉しそうだった…。
まあでも彼が喜んでくれるなら…と私まで嬉しくなった。

ゾ「ところで気がついとるか?」

「なんですか?」

ゾ「俺のフォークから食ったやろ」




……

………

「はい!?」

ゾ「フハハハハハハハ!!長いわ!!」

ゾム様は腹を抱えて笑い始めた。
対象に私は顔を隠す。
今私の顔は真っ赤だ。

いわゆる間接キス。

何も気が付かずにやってしまった…
恥ずかしくてたまらないのに彼はものすごく楽しそうだ。

「そ、そういう揶揄いは良くないと思います!!」

ゾ「揶揄っとらんよ!気がついとらんなぁと思っただけや」

「事前に言ってくださいよ…」

ゾ「ん?事前に間接キスするんやって言えばええんか」

「いやなんでですか!!違います!そうじゃないです!!」


ゾム様はついに笑い転げてしまう。
腹を抱えてヒーヒー言いながら「Aもツッコミうまなったなぁ!!」と褒められた。

嬉しくない……




ーーーー
ランキング乗ってる…!!?
ランキング68位!!
ありがとうございます!!
嬉しいです!!( ´ω` )

2019.4.22

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雨々(プロフ) - 桜猫さん» なんと実はここで50話なんです (2019年5月10日 19時) (レス) id: 67d442b3b3 (このIDを非表示/違反報告)
桜猫(プロフ) - あ"あ"ーー!!夢主ちゃぁぁぁん!! (2019年5月10日 17時) (レス) id: b3a762d464 (このIDを非表示/違反報告)
雨々(プロフ) - 桜猫さん» わぁ!!いつも見てくれてありがとう!! (2019年5月7日 20時) (レス) id: 67d442b3b3 (このIDを非表示/違反報告)
桜猫(プロフ) - 眼福だぁ~!♪ヽ(´▽`)/ (2019年5月7日 20時) (レス) id: b3a762d464 (このIDを非表示/違反報告)
雨々(プロフ) - 桜猫さん» いぇいいぇい! (2019年5月4日 10時) (レス) id: 67d442b3b3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夕凪 | 作成日時:2019年4月14日 2時

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