《お友達》 ページ7
「僕とお友達になってくれないの?」
『…は?』
剣をしまい、憂城が話す。
《お友達》?
『なに?お友達?別にいいけど…っと、
なんで殺そうとするの?』
剣に手をかけた憂城を手で制し、首をかしげる。
「殺して、お友達になるんだよ」
『そのお友達になるためにわたしを殺すの?』
うんと頷く。
私は呆れて苦笑する。
『…分かったよ。
私があなたのお友達になってあげる。
勿論騙しはしない。
だから、私は生きたままお友達になる』
途中から、自分は何を言っているんだろうと思ったが、憂城は赤い瞳を輝かせた。
「ほんとに?ほんとに?」
『うん。じゃ…』
私は小指を出す。
憂城も察して、固く約束した。
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小倉さんちのトースト(プロフ) - ぬ》ごめんなさい、ありがとうございます!直しておきました! (2018年7月24日 13時) (レス) id: 8a91b56ecb (このIDを非表示/違反報告)
ぬ - 異常が以上になってます。ページ6です。 (2018年7月17日 21時) (レス) id: 2a85d635f5 (このIDを非表示/違反報告)
脱力鬱(プロフ) - 続編の方のレスに返信しました。そちらのほうでお願いします。 (2018年2月9日 16時) (レス) id: ddd5346aa7 (このIDを非表示/違反報告)
脱力鬱(プロフ) - ついていますよ。 (2018年2月9日 16時) (レス) id: ddd5346aa7 (このIDを非表示/違反報告)
小倉さんちのトースト(プロフ) - 脱力鬱さん≫ついていませんでした。 (2018年2月8日 17時) (レス) id: 8a91b56ecb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:奏デ | 作成日時:2017年12月14日 18時