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#2 ページ2
た「ねぇ、A？」
「な、何？」
あれからたなっちは普通にしてくれてるけど
わたしが気まずくしちゃってる。
た「ちょっとこっち来て」
「ん？」
少しずつたなっちに近づいていくと
腕を捕まれた。
た「ごめん、でもさ我慢できない」
「えっ…」
そんなことをいわれたら許しちゃう。
例え、きつく抱き締められていても。
た「俺さ、普段こんなことしないんだ」
「…しそうなのに」
た「Aが初めて」
「…嘘だ」
た「どうしたの、ツンデレ？(ﾆﾔﾆﾔ」
「…違う、嫉妬(ｺｿｯ」
た「えっ？嫉妬…？」
「そんなこと言ってない…」
た「聞こえたよ？」
「言ってないもん」
た「言ったでしょ」
「…ゆって……ないもん」
た「言ってないんだ」
「えっ？う、うん」
た「いいよ、じゃあ」
そう言って離れようとするたなっちを
慌てて自分に引き寄せた。
た「おっと、」
「…………」
た「どうしたの？」
「何もない」
た「じゃあ離れてもいいよね」
「それはっ……だめ」
た「何で？(ﾆﾔｯ」
「それは…言った、から(小声)」
た「何でさっき否定した？」
「…言えない」
た「認めたくなかった？」
「そんなことない…」
た「もういいよ、これは終わり。ね？」
「もうちょっと、ぎゅーって」
なんとなく甘えたくなった。
でも、許してくれるよね？
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作者名：きゃらふら | 作成日時：2018年10月6日 23時
