笑ってみたい死神さん

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何事もなく終わりました。


あ、でも２日目に、鬼に遭遇しました。その時のエピソード。





２日目


『…そういえば…何の森って…言って…たっけ…？』
…


『…お…おり？…お…お…お……に？』


　「ハハハッ、正解だよ。俺たちは鬼だよ。」


『！…そうなんですか…鬼って…何？…生き物？…』

　
「うーん。君って鬼殺隊になりに来た子じゃないの？まあ、関係ないけど。」


『…さっき…会った子も…鬼殺隊のしけんって…言ってた…ような…鬼を滅ぼすの？』


　「あ、そうそう。ちなみに俺も鬼だよ。童魔。鬼の元祖に近い個体だと思ってもらえばいいよ。」


『…へぇ。じゃあ…なんで…ここにいるの？…』


　「…鬼って、人を食べなきゃ生きていけないの。君は稀血っていう、１人で何十人分のある血ってこと。だから来たの」


『……。』


　「怖がったりしないの？」


『なれた』


　「えっ…」


『…でどうするの。』


　「食べようかなって思ってたけど…君結構な稀血っぽいからなぁ…あ、そうだ。少し血を飲ましてよ。」


『…いいよ』


「じゃあいただきます」


『…っ』


「ありがと。じゃあね」


『…』

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