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「おはよー、望」




「はよ」




デートした次の日やからもっと嬉しそうやと思ったのに。




「今日も清々しい朝だね」




無理に笑う、ていうか無理しすぎなのがバレバレなAが無駄に明るく振る舞ってて。




「上手くいかんかったんか」




どうせボロでも出したんやろう。仕方ないから話でも聞いたろって思ったのも束の間。




「…うん、優しくて逆にだめだった」




ははっていつにもなく空笑い。何傷付いてんねん。そんな顔、俺の前では一度もせえへんかったくせに。




「俺のこと好きじゃなくてもいいよって。好きなだけ利用していいからって言われた」

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作者名：七月雪 | 作成日時：2018年6月6日 23時

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