24話 ページ25
シンラの報告を受けた柱間と扉間。そして警備隊の皆は、飛び出して楓の元へ行った
扉間「!!これは……」
そこには、大量の忍の死体。そして、森が黒い炎で燃え盛っていた
中心には、血まみれになって目を閉じ、冷たくなった楓が倒れていた
柱間「楓………」
扉間「…………」
「隊長……ウッ、ウウッ…」
「そんな…隊長が……」
「アンタ以外で、これから誰が引っ張っていくというんだ……!!」
柱間は楓のすぐ側に屈む
シン「隊長は……最後まで勇敢に戦いました」
シン「いつもいつも、仕事はサボるわ僕にはパワハラしてくるわ……凄いめんどくさい人でした」
シン「けど……そんな隊長も、戦う姿は凄くカッコよくて……」
シン「でも……でもっ………ズビッ」
柱間は楓の頬にそっと触れた
扉間「両面宿儺のチャクラが感じられん。おそらく、封印が解かれたのだろう」
扉間「あるいは………自害したか」
柱間「そうか………」
柱間「…!!」
柱間は、ふと楓の顔を見る
柱間「楓……お前という奴は……」
楓は、幸せそうに"笑っていた"のだ
――五条楓の死体は、木ノ葉の里の近くの大森林の大木に、強力な封印術をかけて保管した
そして後に、木ノ葉の里では五条楓をこう呼んだ
忍界"最恐"の忍・五条楓………と――――
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作者名:Mirai | 作成日時:2021年2月13日 23時