15話 ページ16
宿儺《久しぶりに代わった......小娘め、中々体を受け渡してくれんからな》
マダ｢楓……？(いや、違う…楓じゃない！！誰だ？？！)｣
柱間｢(この威圧感…動けん…！！)｣
宿儺《おい。そこの…マダラと柱間とかいう小僧共》
柱・マ｢｢！！｣｣
宿儺《小娘の友だったか？…あー、安心しろ。このにいる奴は殺しやしない。小娘からの頼みだからな…ケヒッ》
仏間｢......まさか、お前は……！｣
宿儺《今回は少し挨拶しただけだ。もう貴様らと話すことはないだろう》
そして目を閉じると、ｽｩｰっと模様が消えて、目の色もいつもの綺麗な青に戻っていた
『はぁ…ったく、宿儺の奴…いっつも急なんだから〜』
柱間｢楓………だよな…？｣
『ん？…あー、もしかして宿儺でビビった？ごめんごめん笑』
マダ｢宿儺？｣
『ま、宿儺のことは帰って詳しく聞きなよ』
『じゃ、今度こそ......さよなら』
そして楓はその場から姿を消した
その後も、柱間とマダラはお互い背を向け集落に戻っていった
柱間｢…………｣
1人で帰る。といい、暗い顔をしながら帰っていく柱間
そんな柱間に近寄る影が1つ
『柱間』
柱間｢！？その声……楓か！！｣
『そだよ〜。っていっても、分身だけど』
柱間｢どうした…？｣
『柱間はさ、まだ諦めてないんだよね？あの時の…』
柱間｢……ああ…｣
『マダラは、もしかしたら諦めたかもしれない......とか色々考えてるんでしょ』
柱間｢ハハッ、やっぱり楓には全てお見通しか…｣
『当たり前。だてに友達やってないよ』
『でもね柱間。私は諦めてないよ』
柱間｢！！！！｣
『私も諦めてない。さっきは言わなかったけど......』
『いつか…いつか、時が来たら私を迎えに来てよ。"マダラと一緒に"』
『私はずっと、この森で待ってるから……未来の集落で』
柱間｢〜〜っ！！ああ！！分かった！！！｣
『フフっ…じゃ、またね。マダラのこと、頼んだよ』
そして、楓の分身は消えた
柱間は、前を向き、走り出した
――さて、3人の再会はいつになるだろうか――
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作者名：Mirai | 作成日時：2021年2月13日 23時
