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13話 ページ14

タジマは扉間に短刀を、仏間はイズナにクナイを投げる


目の前の戦いにしか目がいってないイズナと扉間は気づかない


このままでは二人とも殺される。そんな時......


柱間とマダラが石を投げ、短刀とクナイを弾き飛ばした


一同「「「「!!!!」」」」


柱間は扉間の前に、マダラはイズナの前に飛んでくる



マダ「弟を…傷付けようとする奴は誰であろうと許せねェ!」


柱間「......」

マダ「......」


マダ「オレ達の言ってた…バカみてーな絵空事にはしょせん......」


マダ「届かねーのかもな......」



柱間「…マダラ……お前……!?」

マダ「少しの間だが楽しかったぜ…柱間」


タジ「3対3か...どうだ、いけるか。マダラ」

マダ「イヤ…柱間はオレより強い。このままやればこっちが負ける(その柱間より強いのが楓…あいつがここにいたら確実に全滅している......)」


イズ「兄さんより…強い子供が…?」

タジ「…そうか…それほどとはな......」


タジ「引くぞ」

マダ「じゃあな…」


柱間「マダラ、お前…!ホントは諦めちゃいねーよな…?!お前はやっとオレと同じ…」

マダ「お前は千手…できれば違ってほしかった。オレの兄弟は千手に殺された…」

マダ「…だからさ、お互い腑は見せる必要もねーだろ」


マダ「…次からは戦場で会うことになるだろうぜ。千手(・・)柱間…」



マダ「オレは......うちは(・・・)マダラだ」


その瞳、真っ赤に染まり1つの勾玉模様が浮かんでいた


イズ「見て父様!兄さんの目…!」

タジ「フフっ…千手の情報は手に入らなかったが…代わりにいいものをこちらは手に入れられたようだ…」


仏間「…写輪眼......今開眼したのか…?」


ギスギスした空気の中、1人の少女が柱間とマダラの間に入り込む



『私にはお別れの挨拶ないの?』

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作者名:Mirai | 作成日時:2021年2月13日 23時

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