呪いの王の器は最恐の忍【壱】

58話 ページ35

カカ「サクラ。お前は目の前のナルトや楓じゃなく、どこに居るのかも分からないサスケのことばかり」

サク「！！」


カカ「ナルト！お前は一人で独走するだけ」

ナル「ぐぬっ…」


カカ「サスケ！お前は3人を足手まといだと決めつけ個人プレイ」



カカ「任務は班で行う！たしかに忍者にとって卓越した個人技能は必要だ。

が、それ以上に重視されるのは"チームワーク"。


チームワークを乱す個人プレイは仲間を危機に落とし入れ、殺す(・・)ことになる。……例えばだ……」



カカシはサスケの首元にクナイを当てる


カカ「サクラ！ナルトを殺せ！さもないとサスケが死ぬぞ！」


サク「！！」

ナル「え？！Σ(゜Д゜；≡；゜д゜)」←

『例えだっつったじゃん…』←

サク「な、なんだ…ビックリしちゃった」

ナル「ε-(´∀｀;)ホッ」←



カカ「と…こうなる」

カカシはサスケから離れる


カカ「人質を取られた挙げ句、無理な2択を迫られ殺される。任務は命がけの仕事ばかりだ！」



カカ「これを見ろ」


『！！！(あれは…！！)』


カカ「この石に刻まれている無数の名前。これは全て、里で英雄(・・)と呼ばれている忍者達だ」



ナル「それそれそれそれーっ！！それいーっ！！」

ナル「オレもそこに名を刻むってことを、今決めたーっ！！英雄！英雄！犬死になんてするかってばよ！！」


『(は？)』


『(犬死？？何も知らねぇくせに…！！)』

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