一般人庇って死んだと思ったら異世界にいた件 (ページ34)

今日:6 hit、昨日:19 hit、合計:217,125 hit

〃ページ34

ユウ｢へぇ～、みんなテンションで使ってるんだとばかり思ってた…｣

ユウ｢だからグリムは火しか出せないんだ｣←

グリ｢んなっ！こ、これからもっとすごい魔法を使えるようになるんだゾ！｣

グリ｢オ、オレ様はまだ本気を出してないだけなんだゾ！｣

デュ｢とにかく。僕はなんとかしてあいつを倒して魔法石を持ち帰る｣

エー｢だーかーら。お前さー、シャンデリアの時といい…実は相当バカでしょ｣

エー｢さっき全然歯が立たなかったくせに、｢なんとか｣ってなに？何度やったって同じだろ｣

デュ｢なんだと！？お前こそ……｣

グリ｢また始まったんだゾ｣

エースとデュースの喧嘩に、グリムが呆れた。そんな2人に、ユウが鋭い一言を吐く

ユウ｢じゃあ全員仲良く退学ってことで｣

エー・デュ｢｢えっ……｣｣

グリ｢オ、オイユウ。いきなりキツいこと言い出してどうしたんだゾ？(汗)｣

更にもう一言！！←

ユウ｢そんなんだから2人とも、歯が立たないんだよ｣

グリ｢ふ、ふなぁ……｣

グリムは、急に冷めた目をしたユウに、ちょっと恐怖を抱いた←

デュ｢ぐっ……。し、しかし……一体どうしろというんだ｣

ユウ｢ちゃんと作戦を立てるべきだと思う｣

エー｢作戦？それって、みんなで仲良く協力しろってこと？｣

エー｢ハッ、なにソレ寒ッ。よくそんなダッセェこと真顔で言えんね｣

デュ｢同感だ。こいつと協力なんか出来るわけない｣

グリ｢でも……入学初日で退学って、もっとダセー気がするのだ｣

エー｢うっ、それは……｣

デュ｢……………｣

ユウ｢1つ、提案があるんだけど｣

エー｢………はぁ。わぁったよ、やればいいんでしょ、やれば！｣

エー｢……で？どんな作戦？｣

そして、ユウの作戦を聞いている時、影で見ていたAは…

『ククッ…w』

『マジでおもしれぇじゃん！ユウ！ついてきて正解だったよ！w』

『……さて、アイツらはどうやってあのバケモノ倒すのかな？』

―――

《ドワーフ鉱山―鉱山入り口》

グリ｢ユウ～……ほんとにその作戦上手く行くのかよぉ……こわ………いや、不安なんだゾ｣

ユウ｢大丈夫、きっとなんとかなる！｣

デュ｢ああ。……行こう、ユウ！｣