彼は知らない ページ4
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キルアside
「いくよ♥」
ヒソカの合図で、それは始まった。
目に見えない速さでヒソカがAに向かっていくヒソカは、そのスピードに乗せて拳を降ろうとしていた。
(チッ…あんなの無理だろ！)
ヒソカは最初からギア全開だ。
あの拳を自分が受けたら…。そんな想像もしたく無い程に、ヒソカのそれは絶望的な威力を持っているのが分かる。
彼女の無事を願うキルアは、今回ばかりはダメだと、そう悟った。
『……』
「ッ！」
しかし彼女は、自身に降り下ろされた拳をスッと軽く避け、ヒソカの手首を掴んだ。
そしてその勢い落とさず、グッとその腕を自身の方に引いた。
ヒソカの身体は宙に浮き、そのまま一直線に地面へと身体が向かう。
ドシン。そう嫌な音が鳴る。
「嘘だろ…」
隣のレオリオの呟いた声だけが、会場に響いた。
俺らは全員、声も出せない程に驚き、静まり返った会場で、Aが意味深な発言をした。
『あと4分…』
「くくっ…まさか、一本取られるとはねぇ…♦︎その身体じゃ無理だと思ったんだけど♥」
『誰が無理だって？』
倒れるヒソカを見下ろすAは、ゲスを見るかのような目をしていた。
そんなAに、クラピカも、そしてレオリオも驚き、冷や汗を垂らしていた。
そりゃあそうだ。あの一見温厚そうにみえる彼女がこんな表情をするなんて、誰も思わないだろう。
(…俺以外はな)
元々姉だと疑っていたキルアは、確信を持ってそう言えた。
しかし彼自身、この会場にいる誰よりも困惑していた。
(でも何故だ。もしあれが姉貴なら、こんな戦い方するか？いや、絶対しない)
念を使って身体強化やその他諸々を行なっていたAだけを見ていたキルアでは分からない。
姉についてまだ10分の1も知らない弟が、姉の本当の強さを、そして見ているものだけが真実ではないこと知るのは、まだ先のこと＿
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ふぃあろ(プロフ) - えさん» よくわかってらっしゃる次のシーズン楽しみにしててください😏 (2月26日 16時) (
レス) id: a89e9c6a81 (このIDを非表示/違反報告)
え - 体戻って欲しいw (2月21日 13時) (レス) id: 6e79f8ea1b (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - 成海 なるせさん» わわっ、ありがとうございます！！！亀更新で申し訳ない🙏ありがとうございます！✨ (1月10日 21時) (レス) @page49 id: a89e9c6a81 (このIDを非表示/違反報告)
成海 なるせ(プロフ) - 好感度ものが好きな私にとって、ものすごくどストライクな小説です……🥹夢主と色んな子達のやり取りを楽しく読ませていただいております✨更新待っています！お体に気をつけてください☺️ (1月5日 23時) (レス) id: 6732bb5dd1 (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - 海神 瑠花さん» なんと！！ありがとうございます😭主を自分で書いておいて夢主ちゃん大好きなのでめちゃくちゃ嬉しい😭✨ありがとうございます頑張ります👊👊 (12月12日 22時) (レス) id: a89e9c6a81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぃあろ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/
作成日時：2023年3月25日 15時
