国外追放されたんで大魔女がやっていた店を再建築しようと思います。【wrwrd】【ntj組】【WT】

26人目 ページ27

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取り敢えず荷物を運び、みんなの元へ戻った。




si「ししょ〜？その荷物は...？」



『これ？私の友達からのちょっとしたプレゼントだよ。』





荷物をテーブルの上に置き、改めて中身を確認した。




pe「何だろう、これ。...とかげのしっぽ？」



si「ちょ、無理無理無理無理！！！こっちくんな！！」






ku「図鑑...！」



tr「凄い...沢山入ってますね...！」




トラゾーの言う通り、よく入ったなと言わずにはいられないくらいの量がこの木箱の中に収まっていたのだ。





ku「ししょう。その図鑑、貰ってもいい？」



『これ？勿論！』



ku「...！ありがとう！」




クロノアに分厚い図鑑を手渡すと、とびきりの笑顔を浮かべてすぐに読み始めた。





...よくそんな本読めるな...。私なら2、3ページで絶対寝る。




tr「クロノアさん、昔から図鑑を読んだり文字を読み書きしたりと何かと勉強熱心だったんですよ。」



『へぇ〜...偉いね、クロノア』



ku「っ！？ししょう...！」





クロノアの頭を撫でると彼は図鑑を読むのを一旦止め、私に抱きついてきた。



ku「ししょうに褒めて貰えるなら、俺何だってするよ」





...一瞬、クロノアの目に光が...いいや、ハイライトが無くなった気がした。









si「あっ！クロノアさんだけししょ〜に抱きついてて狡いですよ！ししょ〜！！僕も！」


pe「ししょー！俺も俺もー！」



tr「俺もっ...！」





『うん！みんなおいで〜！』









きっと、きっと気のせいだよね。

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