22人目 ページ23
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『...これだ...！！』
あれからなかむ達とは一旦別れ、魔道具の作り方やきりやんやスマイルが残した錬金術や調合の基礎などが書いてある本を貰いに、スマイルが管理をしている書庫へ戻ってきた。
本当は彼らも行きたがっていたのだがどうしても外せない用事が出来たらしく、私一人でここへ来たのだ。
『...そうだ。確かこの辺でスマイルに眠らせ...て？』
ふと視線を下に向けると、そこには気持ち良さそうに眠っているミルが転がっていた。
起こすのは少し可哀想だったので背負っていたカバンの中にそっとミルと本を入れ、この場を後にした。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『あれ...ここ、は？』
完全に迷ってしまった。
店に戻ろうとT国を出ようとしたのだが、道に迷いいわゆるスラム街に来てしまったのだ。
確か、W国でもスラム街はあったっけ。
するとスラム街の奥に壁が見えた。もしかしたら、あの壁が国境なのかもしれない。
今更ミルを起こすわけにもいかない為、一人で心細いが通り抜けることにした。
＿＿「おいしにがみ！泣くなってっ...！」
＿＿「いやだっ...僕、ぼくはっ...」
＿＿「何でだよっ...俺らが魔法使いだからって...理不尽すぎるだろっ」
＿＿「...我慢ですよ。俺らには、我慢することしか...っ」
目の前でボロボロになった服をまとい、傷だらけの子供達がそんな会話をしていた。
気づくと私は彼らの元へ歩み寄っていた
彼らの前へ行くと私はしゃがみ、目線をあわせた
『ねぇ、君たち。お父さんとお母さんは？』
＿＿「いっ、いないです...よ。僕たちはみんな親に売られたんです。...魔法使いだからって。」
紫色の髪をした子は少し怯えながらそう答えてくれた。
『魔法、使い？どうして？』
＿＿「...
金髪の子も私の問いに答えてくれた。
＿＿「俺らはその売人から逃げたんだ。ここまで来れば見つからない筈だけど...」
白髪めいた子が声を震わせながらそう付け足した。
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かれーるぅ。 - 神作品をありがとう！！！！（初コメですすいません）番外編とかないですか！？ (8月4日 20時) (
レス) @page40 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
怜凛 - うーん、年齢の0いっこはたき落とそうか。(年齢知ったときのワイ)むっちゃおもろい。某しゃべる猫もどきロボットで盛大に牛乳を吹いた人 (2022年6月27日 6時) (レス) @page15 id: 76e3e3c863 (このIDを非表示/違反報告)
える - 失礼だったらごめんなさいなんですけど、不思議雑貨というゲームがあるのですがとても似ていて面白いです！頑張ってください！ (2022年1月11日 5時) (レス) @page5 id: 259d1d5f37 (このIDを非表示/違反報告)
あいす - 頑張ってください！！ (2021年11月2日 15時) (レス) @page30 id: 46b862f725 (このIDを非表示/違反報告)
つゆ - 更新停止把握です！テスト頑張ってくださいね！！わいも、、べんきょー、、す、るかぁ(大嘘)続きも楽しみにしてます！ (2021年10月26日 18時) (レス) @page30 id: 5d979c15e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：李斗 | 作成日時：2021年10月9日 4時
