国外追放されたんで大魔女がやっていた店を再建築しようと思います。【wrwrd】【ntj組】【WT】

18人目 ページ19

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『あの...少し良いですか？』



Na「ん？なぁに？」







今になって気になることが一つあった。






『何故...私をここに連れてきたんですか？』



Na「...。」




なかむが顔をしかめるとさっきまで騒がしかった城内が静かになった。




さっきまで私にくっついていたきりやんも離れ、持ち場に戻っていた。









...え、何私地雷踏んだん？タップダンスしたん？



Na「えっと〜...大魔女の孫がウチに来たって事だったから顔合わせしたいなぁって思ってただけ」




...嘘、ついている。





彼の声色が少し変わった。



なんか...少し上ずっている感じと言うか。









...駄目だ。上手く言えない。









それと眼光が僅かに右から上を、私からみて左から上を向いた。




幹部をやっていた経験から人間は嘘をつくと右を(私からみると左を)向く。




他にも昔、マンちゃんから“自分からみて相手が左を見ているときは嘘の話を考えている、左上を見ているときは嘘の風景を考えている”という事を教えてくれた。







...でもよく考えたら相手は国の総統だ。




総統をやる限り嘘は簡単に見抜けるし、嘘を隠すことだって朝飯前の筈。






...私は、グルちゃんが嘘をついていることを一度も見抜けなかった。









私をここに連れてきたように、これも何かの罠なのか...





それとも私の考えすぎ故の思考なのか。









Na「ごめん嘘。...そんなに睨まないでよ〜。折角の可愛い顔が台無しだよ？」







...ha？







ki「え、それ俺言ってみたかった台詞じゃん」



shk「まぁきんときは俺ら幹部のフェロモン担当だしな」



ki「そうだなぁ〜。...って違うからね！何言わせてんの！？」



Na「え、何きんとき女の子に“ごめん嘘”って言いたかったの！？」



ki「それもあるけど正確にはその一個後だけどね！！」




kr「きんときお前...本性を現したな！！」









sm「おいお前話が脱線しすぎてもう訳分かんないことになってんぞ」

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