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夢 ページ2
ある少女の夢。
夢を彼女は見ていた。
夢なんて誰でもみるからそんなのはいいよね。
夢、その夢は赤い薔薇が咲いている夢
一面に赤い薔薇が沢山咲いている。
血のように真っ赤な薔薇。
だけど何処か自分を嘲笑っているような花
指を指し、ゲラゲラと汚く笑っている。
突然、私の体は焼きただれるように痛くなった。
痛い。痛い。
燃え付きそうなほど熱く息ができない。
何回も何回も同じようになった。
薔薇は笑う。ゲラゲラと下品に。笑う。
それが耳障りで嫌だ。
私はついに力尽きた。
それでも薔薇は笑う。
痛い痛い。
私は起きた。
全部夢だった。そう全部夢だった。
そう思い横を向くと兵隊の人がいた。
私はその日、魔女として処刑されることになった。
続く
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作者名：名無し | 作成日時：2019年12月15日 13時
