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「ッゲッホ！！くっせぇぇ…！んっじゃこりゃあ！！」
「悪いね、爆豪くん」
「げぇえ……」
「……あれ、黒霧気絶してる？」
「ゲホッ…ああ、来る直前にやられた」
「まじか」
とりあえず全員こっちには来ている…な、そこは安心したが。
「また失敗したね、弔。でも決してめげてはいけないよ、またやり直せばいい。こうして仲間も取り返した。この子達もね…君が”大切なコマ”だと考え判断したからだ。いくらでもやり直せ、その為に僕がいるんだよ。全ては君の為にある」
あ、おとがめナシだ。ラッキー。
…………いやこれでなにか言われてもどうしようも無いっちゃ無いな。ほとんど何もしてないから。
「チヅル、弔を頼んだよ」
「うん」
そうだな、弔クンは子供っぽいところあるから。
先生に自分を頼まれたのが嫌だったのか、弔がちょっとこっちを睨んで来た。何だね、なにか文句でも？こちとら前世の経験も詰んでるんだ、君に精神年齢で負けるわけにはいかないんだよ。
「……先生」
「ああ、来てるね」
上からオールマイトが降ってきた。
先生を狙った拳は狙われた本人が受け流して、逆にオールマイトを吹き飛ばす。周りの皆も風圧で飛ばされてた。
…ただ、こっちに来たのはオールマイト１人だけっぽいね。
流石にそうか、確かあのバーからここまで５ｋｍくらいあったもんな。それを３０秒くらいで飛んでこれる奴なんて１人でいい―――
いや、まだ来る。
見聞色が示した方を振り向く。
吹き飛ばされたオールマイトの、割と近くに…………気配が
「………………ぁ？」
「よっし、座標ドンピシャじゃね？」
「オールマイトも居るね」
「なら向こう側が敵か」
「座標ドンピシャじゃね？」
「ひいふうみい……連絡にあった人数より２人ばか多くねェかい？」
「座標ドンピシ「うるせェよい」……」
「ドンピシャだよ、すごい！こっちに来てからの能力なのに！」
「おれの味方はお前だけだァ！！」
意識してないうちにあっちを凝視していたらしい。
ミスターに声をかけられた。
けど、それより。
「な、んっ…………みんな、」
マルコが居る。
サッチも居る。
ビスタもハルタもジルも。
それから。
それから―――
「いいかいアイリ、分かってるとは思うがこっから先は命の取り合いだからな。できるだけ守るが、とっさの時は守れないかもしれねェ」
「大丈夫だよマルコ！
私も１番隊の副隊長だもの！」
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夕憑紅(プロフ) - 悲しすぎます。辛いって思いました。主人公がんばれ！ (5月7日 13時) (
レス) @page18 id: 2500c6590e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんちょび | 作成日時：2024年3月4日 17時
