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背中を踏みつける。
残った右腕で自身の体を触り、左腕を再生させるところまでを見聞色で見た。
させないように少し浮いていた右手を短剣で刺して固定。
「ぐ、ぁっ……！」
「なァ、てめェさ、何勘違いしてる？」
「…っ……どけ…！！」
「『どけ』？何様のつもりだよ。……ってかそこからか？」
教育もされてこなかったんだな。教育っつーか……常識？…………理解してない感じはするよな。
背中をぐりぐり踏みつけていたら、工場の壁を破壊して外に隠れていた奴らが入ってきた。外にもう気配はないからあれで全員かな、全員一気に入ってくるとか馬鹿の極みでしかないね。一度で制圧されるっていう可能性を考えていないらしい。
彼らの腕と足の関節の周りにタイルを出して固定させる。首元には針状にしたタイルを４方向から突きつけた。
乗り込んできたやつらの動きが止まる。
「動くなよ？動いたら殺す、喋っても殺す、能力を使っても殺す。内臓以外の器官を動かしたら死ぬと思っとけ」
「……っ、」
「な、あいつらのボスってこの場じゃお前なんだろ？ちゃァんと教育しとかないとダメじゃん……一度に乗り込んできちゃったら隠れてた意味ねェよって。ほら、今みたいにさ？あァ、していいことと悪いことも分からないからしょうがないか？じゃあ私が教えてあげるね」
見下ろして、背中をぐりぐり踏み潰しながら話す。
そうしていると隙があるように見えたのか、外から入ってきた気配的には雑魚なやつが手のひらから衝撃波を撃ってきた。
銃弾よりも一回り大きいかな、というくらいのサイズだったから、左手に武装色を纏って弾く。
「なっ……隙をついたはず…」
「喋るな能力を使うな。破ったね」
首元のタイルを動かして喉を串刺しに。
痙攣してから完全に脱力したのでそいつの周りに固定しておいたタイルを解除。力なく地面に倒れた。
動くとそうなるぞっていういい教材にはなったんじゃないか？
「さて、教育の時間だよマスク君。ココは君の
…………違うよな」
しゃがみこんで伏せてるマスク野郎と目を合わせる。
「ここは
お前、心ン中じゃ『離せ』だの『汚れる』だの文句タラタラだけど…………何も言えない立場だっての、分かってねェよな」
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夕憑紅(プロフ) - 悲しすぎます。辛いって思いました。主人公がんばれ！ (5月7日 13時) (
レス) @page18 id: 2500c6590e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんちょび | 作成日時：2024年3月4日 17時
