脅威と脅威【zm】 ページ8
潔癖なほどに真っ白な部屋からは嗅ぎ慣れた消毒液の匂いがする。
異常に白く綺麗にされた部屋はなんとも無機質で誰かが生活しているとは思えない。
そんな異常な空間はなぜあるのか。一般人にはきっと分からない。
……まぁ、一般公開はされていないからな。
この空間にははある【化け物】が収容されている。
その化け物は化け物と言うには美しすぎるが……。
｢あぁ、おはよう……今日も綺麗やな。｣
『……。』
普段通り、彼女は何も喋らない。
いや、喋れないの方が正解なのかもしれない。彼女には何もかもが制限されているから。
彼女は通称【A】と呼ばれ。世界で1番残虐で美しい化け物として恐れられている。
どこからともなく突然この世界に登場した彼女は、好奇心だけで人を殺し、国ひとつも簡単に滅ぼせるほどの力を持つ脅威……そんな脅威を世界が許すわけなくこの空間に1人閉じ込められている。
そんな中、彼女の監視役として選ばれたのがこの俺、ゾム。
数々の罪を犯し死刑囚だったのだが、突然国から呼び出されこの場にほおり出された。
｢死ぬまでこいつと共にいろ、こいつに殺されるか、そのまま老いて死ぬか、自害するか……とにかくお前は逃げることは出来ない。良かったな。｣
そう淡々と告げられこの場所に居る。
もうどれくらいここにいるかなんて忘れた。
初めこそ、こんなよく分からん生物と一緒に暮らすなんて嫌だったが
彼女のあまりの美しさに目を奪われた。
｢ほんまに天使ちゃうんか……君。｣
2m以上ある身長とまつ毛と髪の毛は真っ白で、瞳は頑固として開かない。
まるで天使のような、人間離れした美しすぎる容姿は人外ということを思い出させる。
その姿には似合わない人外的な力は、きっと俺なんかポッキリと簡単に折ってしまうだろう。
｢なぁ、もし俺が年老いて醜くなってもうたらさ、Aに殺してもらいたいわ。
ぎゅっー……て強く抱き締めてそのまま潰してや。肋の音が聞こえるくらいに強く……強く…な？｣
『……。』
彼女の大きな体を力いっぱい抱きしめながらそう約束する。
彼女が抱き締め返してくれるのを期待して。
｢……なぁんて、な…………あ？｣
期待、期待してるだけだった。
しかし、まさか本当に抱きしめて貰えるなんて。
思わず間抜けな声が出てしまった。
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みずき - ため息さん» 久しぶりに来たら返信が…！ありがとうございます！リクエストなんですけど…オークションパロで、sypくんを買ってご主人様って呼ばせたりメイド服を着させる夢主(ドSjが見たいです…！あわよくばえっのやt((応援しとります！頑張ってください！ (2022年10月5日 2時) (
レス) id: 129e1b5429 (このIDを非表示/違反報告)
ため息(プロフ) - ニコニコマーク！さん» 返信遅くなりました！少しづつですが頑張って更新していきます！！もうしばらくお待ちください！リクエストもありがとうございます〜、、！是非書かせてください。コメントありがとうございます。 (2022年10月3日 19時) (レス) id: 1b34b380f1 (このIDを非表示/違反報告)
ため息(プロフ) - みずさん» 勿体ないお言葉、、、！！！！ありがとうございます、、！ (2022年10月3日 19時) (レス) id: 1b34b380f1 (このIDを非表示/違反報告)
ため息(プロフ) - みずさん» 返信遅くなりました、、！えっ、、、なのは、、、、もちろん、、、！コメントありがとうございます！ (2022年10月3日 19時) (レス) id: 1b34b380f1 (このIDを非表示/違反報告)
ニコニコマーク！ - ファァァ……！神である。終わってほしくな〜い！続きを、続きを下さい…リクエストもさせて下さい…学校の七不思議(狐)の夢主ちゃん(ドS)に愛でられる脅威くんと、ストール巻いている人を書いて欲しいです…！照れ顔が見たいんです…！ (2022年10月1日 11時) (レス) @page19 id: 23150a6704 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ため息 | 作成日時：2022年1月29日 12時
