笑顔の裏側(Kouji) ページ11
Syouta side
♪ 〜 ♪ 〜
9人で過ごす少しうるさすぎる楽屋の中で微かに聞こえてくる携帯の着信音
「誰かの携帯鳴ってない?」
そう声を掛けるも遅かったらしくみんなが静まり返った頃には鳴り止んでしまったみたいで
「翔太の空耳じゃない?」
なんて照の一言でまた皆が輪に戻っていくから少し不貞腐れる
俺は意外かも知んないけどそういう電話を逃すのがすっごく嫌いで
だって誰かからの急なお願いやSOSかもしれないし、大事なお仕事の電話だったりしたら絶対取るでしょ
誰一人携帯を確認しないのを横目に、もういい寝てやると一人ソファに沈み込んだ
.
.
.
「え、まって?それどいうこと!!ちゃんと説明してや!!」
その日の夜、新曲の振りを入れるために再び集まったスタジオでマネージャーに詰め寄って声を荒げる康二の姿が
「なに、どうしたの?」
fk「いや、俺も今きたばっかで何も…」
一応康二のそばで心配そうに見つめるふっかに聞いてみるもこんな調子で
それでもこんなに焦った康二の姿を見るのはあのドッキリ番組以来で皆も心配そうに遠くから見つめている
そうこうしているうちにマネージャーと二人でスタジオから出て行ってしまうから、これはただ事じゃないらしいとふっかと顔を見合わせる
fk「変に追いかけるのも違う…よな?」
「うん…でも康二にしか言わないことって何?」
sk「今度は俺らがドッキリかけられちゃうのかな〜」
なんて呑気に呟く佐久間をスルーして変に干渉せず康二の口から言われるのを待ってみることにした
終わり ログインすれば
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ポコ(プロフ) - このシリーズ大好きです。最後のこーじ君のお話の続きがめちゃ気になってます笑 無理しない程度で投稿頑張って下さい!応援しています。 (2020年3月29日 16時) (レス) id: 5268447d1d (このIDを非表示/違反報告)
ぶるーちーず - このお話大好きです!作者様のペースで全然大丈夫なので頑張ってください! (2020年2月10日 9時) (レス) id: ab89a0a9b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優 | 作成日時:2019年9月26日 16時