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Rau_ru side
朝方ガタッという物音に目を覚ますとそこには阿部くんの姿が
「あ、ごめんごめん。起こしちゃったね。まだ早いから寝てていいよ」
サイドテーブルに加湿器を置いてくれた阿部くんにお礼を言わなきゃ、と思いつつ閉じる瞼に素直に従うことにした
.
.
次に目が覚めたのは
急な喉のむず痒さに、思わずケボゲホと咳き込んだ時だった
止まらない咳にベッドの上でうずくまっていると
大きな手が優しく背中を撫でてくれるのを感じる
それでも止まらない咳にごめんね、と呟いて無理やり体を起こされる
しばらく背中を撫でられているとようやく咳も落ち着き、息を整える
「水飲めるか?ラウール?」
「ん゛……ありがとうっ、ひかるくん」
コップを受け取ってゆっくりと飲み干す
「だてさんが雑炊作ってくれたみたいなんだけど食べれそう?」
「ちょっとだけなら…」
「そしたら一口でも口に入れよっか」
って優しく微笑んで携帯を操作する
何分かしてだてさまが小さな鍋を持って部屋に来てくれた
「おはようラウール。体調どう?」
「正直昨日よりしんどいです…」
「ご飯食べる前に熱はかろっか」
体温計を受け取り熱をはかるとそこに表示されたのは39.2の数字
1人で驚いているとサッと照くんに体温計を奪われる
「や、めっちゃ高いじゃん!そりゃしんどいよな」
「朝一で病院に連れて行ってもらおう」
とだてさまが部屋を出ていく
あー、翔太くんに申し訳ないな…と落ち込んでいると照くんに
病人は余計なこと考えない!と頭をポンポンされた
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りんご - 気長に待ちます笑お願いします!! (2019年9月26日 21時) (レス) id: 171b6d2771 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - りんごさん» こちらこそリクエストありがとうございました!もう1つのリクエストも書けたら書こうと思ってますのでまた気長にお待ちください(^^) (2019年9月26日 21時) (レス) id: 53dfa33f13 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 俺らを信じて、本当にいいお話で好きです!!更新ありがとうございます、頑張ってください!! (2019年9月26日 21時) (レス) id: 171b6d2771 (このIDを非表示/違反報告)
海樹(プロフ) - nbさんメインのお話嬉しいです! 続き楽しみにしています! (2019年9月26日 19時) (レス) id: 0a9b62f6e0 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - 初めまして!いつも楽しく読ませていただいています!リクエストお願いします。もともと体調が悪かったラウールがふっかと康二と目黒とエレベーターに長時間閉じ込められてしまい、残りのメンバーは外から助けようと試みるお話が読みたいです。是非宜しくお願いします。 (2019年8月28日 15時) (レス) id: c0eca5b3ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優 | 作成日時:2019年7月27日 18時