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Meguro side
グラっと首が後ろに下がるから慌てて深澤くん!?と叫ぶと
あー、やべーわなんて呑気に答えるからしっかりしてください!と肩を叩く
とりあえず翔太くんには冷やすものを取ってきてもらい、そのあいだに頭からホースで水を掛けて冷やす
「頭痛いとか気持ち悪いとかあります?」
「ん、ちょっと気持ち悪い…かも…」
「吐けるなら吐いていいですから!とりあえずヤバかったら言ってください!」
「目黒!氷持ってきた!これ脇とか首に当てて冷やして!水はかけっぱでいいから!」
部屋にいた阿部くんが慌てて駆けつけてくれて、指示を出してくれる
「さっき吐きそうかもって言ってたんで結構やばいかもしれないっす」
「脱水怖いからなんか飲まそう。吐いたら吐いたでいいから」
さっき飲んでいたお茶を取ろうとすると深澤くんのだけ減っていないことに気がつく
「深澤くん水飲んでない!」
「まじで!?ふっか何も飲んでなかったの?」
「脱水の方がやばいかも、とりあえず飲ませて!」
慌てて体を支えてあげながらお茶お飲ませてあげる
3人がかりでなんとか手を施しているといくらか深澤くんも落ち着いたみたいで少しホッとする
濡れた体をバスタオルで拭いてあげて、まだ力が入らないという深澤くんを背負って家の中まで運ぶ
今度は風邪を引かないようにすぐに着替えさせてあげてから涼しい和室の部屋に寝かせる
「ごめんね色々と……情けないわ…」
「こんな暑いのに水飲まないバカがどこにいるんだよ!」
「ほんとびっくりするからやめて」
と深澤くんが倒れたと聞いて慌てて走って帰ってきた岩本くんと阿部くんに叱られてしゅんとする深澤くん
「目黒と翔太もありがとね、俺まじ死んでたかも…」
「俺らも悪かったよ。ごめんな」
「ほら、もう喋らなくていいからゆっくり休んでください」
寝るならこれ飲みきってからな、と岩本くんから2本目のOSー1を手渡された深澤くんはもう飲めないよ…なんて呟くからまた怒られている
そんな姿を微笑ましく見つめながら、一大事にならなくて本当に良かったと胸をなでおろす
深澤くんが倒れた時は本当に死んじゃうんじゃないかと焦った
これからはみんなもそうだけど、俺自身も熱中症に気をつけないといけないと思えた1日だった
もうあんな怖い思いをしたくないからね
やっぱり夏はみんなと一緒に涼しい部屋で過ごそう。
優しいお兄ちゃんに囲まれて(Raul)→←暑さに注意!(Tatsuya)
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りんご - 気長に待ちます笑お願いします!! (2019年9月26日 21時) (レス) id: 171b6d2771 (このIDを非表示/違反報告)
優(プロフ) - りんごさん» こちらこそリクエストありがとうございました!もう1つのリクエストも書けたら書こうと思ってますのでまた気長にお待ちください(^^) (2019年9月26日 21時) (レス) id: 53dfa33f13 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 俺らを信じて、本当にいいお話で好きです!!更新ありがとうございます、頑張ってください!! (2019年9月26日 21時) (レス) id: 171b6d2771 (このIDを非表示/違反報告)
海樹(プロフ) - nbさんメインのお話嬉しいです! 続き楽しみにしています! (2019年9月26日 19時) (レス) id: 0a9b62f6e0 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃー(プロフ) - 初めまして!いつも楽しく読ませていただいています!リクエストお願いします。もともと体調が悪かったラウールがふっかと康二と目黒とエレベーターに長時間閉じ込められてしまい、残りのメンバーは外から助けようと試みるお話が読みたいです。是非宜しくお願いします。 (2019年8月28日 15時) (レス) id: c0eca5b3ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優 | 作成日時:2019年7月27日 18時