私の修行はイタリアで？！ Part6 (ページ3)

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†修行235 ページ3

*

ｱﾗ「それから僕は仲間を作る為に
自分がサタンである事を隠し、行動したんだ」

ﾂﾅ「そんな…」

ﾘﾎﾞｰﾝ「………」

デイモンと共にボンゴレプリーモを裏切り…
セコーンドに着き…
やっと自分の居場所を見つけた…

はずなのに…

すぐにそこは "運命" という名の悪に…
奪われた…。

ｱﾗ「僕を認めてくれたのはセコーンドだけ。
僕を受け入れてくれたのは…ボスだけなんだ！
ボスのような人なんてこの世にはもう居ない」

全員「「？！」」

ｱﾗ「あの人だけだったんだ…。
僕を…サタンである僕を…
仲間として見てくれたのは…」

そうか…

アラは…

貴方「…kまが…」

ｱﾗ「…え？」

貴方「仲間が…欲しかったんだよね？」

ｱﾗ「？！」

アラは目を見開き、こちらを見る

ｱﾗ「仲間が…欲しい？僕が？
はっ、そんな冗談は辞めておくれよ」

貴方「アラは…サタンである自分が…

大っ嫌いだったんじゃない？」

ｱﾗ「？！」

貴方「受け入れてもらえないサタンが…
必要とされないサタンが…」

ｱﾗ「…gう」

貴方「人を殺す事しかできないサタンが…
人の悲しい顔しか作れないサタンが…
アラは大っ嫌いだったんだ」

ｱﾗ「違う!!」((ﾊﾞﾝｯ!!

アラは手に持っていた自分の扇を
私に投げつけた。

…私はその扇を難なくキャッチした。
そして続けた。

貴方「じゃぁなぜアルコバレーノに
なんてなったの？」

ｱﾗ「…っ」

ﾂﾅ「え？ど、どうゆう事？」

私はアラの扇をギュッと握りしめた。

この扇には…
セコーンドの思いが入っているはず。

それは何故か、
おそらくこの扇はセコーンドからの贈り物。

その証拠に扇の端にボンゴレ2代目の
シンボルが掘ってある。

そんな扇に私の涙が落ちた。

貴方「償いなんじゃないの？
少しでもボンゴレの為になろうと…
セコーンドの為に…」

ｱﾗ「？！」

ｱﾗ「…セコーンドはボンゴレを愛してた。
あんな奴だったけど…アイツなりに…
愛してたんだ…っ」

アラは床に膝をつき
１人涙を流した