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ベク「チャニョル 。
お前の班に研修期間配属されたAさん、俺に頂戴。」
ある日の夜、俺はチャニョルの部屋で飲みながら声を掛けた。
そう、今日研修希望表が 公開されたのだがAさんが希望したのはチャニョルの班だった。
そして逆に期待のイ･テミンが俺の班に来たというわけで。
チャニョル「え？ベクの班に？」
ベク「うん。上の手違いってことで。
俺、あの子が面接来た時からずっと狙ってた。
普通なら不合格なのに合格通知を出してもらうように頼んだのも俺。」
ベラベラ話す俺の横で目をまん丸にしているチャニョル。
だって信じられないよな。
こんな鬼上司なんて言われてる俺が
ベク「一目惚れしちゃったから。」
なんて言うのだから。
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新入社員研修当日は最悪だった。
ようやく会えたと思えばイ･テミンとか言い出すし。
ってかAさんとイ･テミンってどういう関係なんだ？
なにはともあれ
A「Aです……」
Aさんはうちの班に来たわけで。
そして、わざとだが俺が新入社員研修の名簿を作るのを間違えた時ジョンヒョンさんは「お、じゃあこの子の教育係、頼んだぞ」って。
教育係なんて今まで嫌だったけれどAさんのなら悪くない。
そう思ってたのに
ベク「教育係のビョン･ベッキョン。俺なんかでいいのか分からないけれど、」
A「え、いいか悪いかで言ったら、嫌です」
ベク「へ」
Aさんはパッと思ったことを口にする方なのだろう。
広報課の６班の部屋での唯一の新入社員であるAさんは声を出す。
って、
嫌？
A「そもそもなんで私とテミン入れ替わってるんですか」
ベク「だからそれは上のミスで」
正確には俺がわざとミスしたのだが。
Aさんは不満があるのか、少し俯く。
お？ここは俺が優しさをアピールできるチャンスか？
ベク「思ったこと言ってみろ」
俺が聞くよ、って言おうとしたのに
A「じゃあ言います」
Aさんはまっすぐ俺の方を向くと
A「私は４班に配属されるという契約で入りました」
相当４班に配属されるのか楽しみだったのか。
その目にはうっすら涙が浮かんでた。
A「それなのに勝手に上のミスで変えられて、当たり前のように告げられて、ごめんの一言もなくて」
ベク「……」
A「つまり噂で聞いてたビョン上官が教育係なの嫌なんですよー！！！！」
終わった。
俺の恋。
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まゅら☆(プロフ) - 本当に大好きなお話なので続きが読みたいです…よろしくお願いします(>_<) (2019年8月30日 3時) (
レス) id: ee5d4b56cf (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - この小説大好きなので更新お願いします (2019年4月15日 6時) (レス) id: 312093fa53 (このIDを非表示/違反報告)
ジミン党(プロフ) - もおおおおおおう！大好きだから更新して欲しいいいいいい今までで一番小説でこんな笑いましたw更新お願いしたい。 (2019年1月8日 0時) (レス) id: 8cd546efbf (このIDを非表示/違反報告)
黒糖とオレンジ(プロフ) - 続きめっちゃ気になってます！ 更新お願いします！！！！！！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2018年11月7日 20時) (レス) id: f2411662d9 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - このお話、ホントにホントに大好きです!!!! 図々しいかも知れませんが、続きがとても読みたいです!!!! 更新お願いしますm(_ _)m (2018年10月9日 1時) (レス) id: cb99672434 (このIDを非表示/違反報告)
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