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持っていたiPadを隣の棚に置いて、Aの横たわってるベッドに腰掛ける。
俺、やばいやつなのかな？
ﾎﾟﾝﾎﾟﾝと規則正しいリズムで頭を撫でる。
新しい一面を見つけた気がする。
普段はあんなにうるさくて俺に反抗的なのに、
こんな風に撫でれば無邪気に甘えるような顔しやがって。
ベク「……A」
呼びたいその名前を呼んでしまう。
そして頬をｽﾙﾘと撫でれば
ｷﾞｭ……
ベク「……なんなんだよバカ。仕事できねーじゃん。」
小さい両手で俺の手を捕まえてくる。
小指と人差し指をｷﾞｭｯと握りしめて。
全然弱い力だから、やろうとすれば全然抜ける。
いいよ。
今日やる予定だった仕事、残業してやるよ。
今はもうちょっと甘えてるようなその顔、見せて？
.
A「ん……ん？んん？？？」
ベク「目、覚めたか。
勢いよく起き上がるなよ。頭に悪いから。」
Aが目を覚ましたのは11時過ぎ。
ちょっとお腹が空いてた頃。
A「ふええええええええ！？ビョン上官なんで！？」
ベク「大声出すと脳に響くよ」
Aは布団を目元まで上げて「なんで……？どうして……」と呟く。
……かわいい、な。
ってそうじゃなくて俺はAに言わないといけないことが。
ベク「……辛かっただろ」
A「え？」
ぱちくり、と瞬きしたA。
さっき見ちゃったんだ。
テミン君が持ってた薬。
男の俺には辛さが分からないけれど、その代わりもっと早く気づいて休ませてやることくらいできたはずだ。
ベク「もっと早く気づいてやれなくてごめん」
A「……」
なんで黙るんだよ。
ベク「……なんか言えよ」
恥ずかしくなって、そっぽを向いてﾎﾟﾝﾎﾟﾝとAの頭を撫で＿＿＿＿
し、まった。
ついさっきまでの癖で撫でたけど、これってセクハラ？
俺捕まる？変態？
ベク「ご、ごめん！」
慌てて手をどけようとすると
A「い、いいです！」
ベク「え？」
Aは下を向いたまま
A「び、ビョン上官に撫でられるの気持ちいいから好きです。……も、もう少しお願いします！」
ベク「……」
ねぇ、A。
それどんな表情して言ってる？
A「び、ビョン上官ダメですか……？」
ベク「…………ビョン上官じゃなくてベッキョンさん、だし」
本当にAが可愛くてたまらない。
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まゅら☆(プロフ) - 本当に大好きなお話なので続きが読みたいです…よろしくお願いします(>_<) (2019年8月30日 3時) (
レス) id: ee5d4b56cf (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - この小説大好きなので更新お願いします (2019年4月15日 6時) (レス) id: 312093fa53 (このIDを非表示/違反報告)
ジミン党(プロフ) - もおおおおおおう！大好きだから更新して欲しいいいいいい今までで一番小説でこんな笑いましたw更新お願いしたい。 (2019年1月8日 0時) (レス) id: 8cd546efbf (このIDを非表示/違反報告)
黒糖とオレンジ(プロフ) - 続きめっちゃ気になってます！ 更新お願いします！！！！！！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2018年11月7日 20時) (レス) id: f2411662d9 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - このお話、ホントにホントに大好きです!!!! 図々しいかも知れませんが、続きがとても読みたいです!!!! 更新お願いしますm(_ _)m (2018年10月9日 1時) (レス) id: cb99672434 (このIDを非表示/違反報告)
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