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言われた通り右を向くと
テミン「ほら！！このように自分は人を動かせるんです！！！」
と言うテミンくん。
……この子どこまでが嘘でどこからがマジかわからない。
テミン「まぁそんな『爆弾少年A』を見ればわかるオチは置いておいて、『爆弾少年B』の世界に戻りましょう。」
テミンくんはそう言うと、コップにお茶を注ぐ。
テミン「ド直球に聞きますと、テヒョンさんってどっちが好きなんですか？」
テヒョン「！」
テミン「くふふっ！面白い！その反応！」
テヒョン「別に、」
ﾄﾞﾝｶﾞﾗｶﾞｯｼｬﾝ!!!!!!!!!
テミン「！」
テヒョン「！」
落ちた、な。
何がって？
お察しの通り雷ですよ。
A「ん……」
それに合わせて聞こえたのはAちゃんの小さな声。
僕の腕の中にすっぽり収まってたAちゃんは、少し体を捩らせてから目をゆっくりと開く。
テヒョン「ごめん。起こした？」
なぜ謝ってるのかは意味不明だけど、Aちゃんの頭をﾎﾟﾝﾎﾟﾝと撫でた瞬間だった。
A「＿＿＿＿＿＿＿じんオッパ……？」
時が震えるとはこういうことだろうか。
突然Aちゃんの口から出てきた僕の知らない男の人の名前に、僕自身にまるで雷が落ちたかのように固まってしまった。
テミン「姉ちゃん。風呂、入れる？」
A「ん……」
まだ少しよろけてるが、Aちゃんはリビングの奥へと歩いていく。
テミン「顔、全然似てないのにねぇ〜」
テミンくんはAちゃんの後ろ姿を見届けてから笑いながらソファーに戻って来る。
テミン「あれれのれ？もしかしてめっっっっっちゃショック受けてます？」
テヒョン「……受けてない」
テミン「チャック開いてますよ」
テヒョン「！？」
テミン「うっそーー！！！そもそもトイレ行ってないでしょ！」
相変わらず「くふふふふっ」と笑いながらテミンくんは僕の前に長い足を放り投げる。
テミン「……姉ちゃんのね、頭を撫でるところが似てるからかも知れませんね」
は……？
落ち着いて整理しよう。
Aちゃんが熱。
↓
弟に出会う。
↓
家へ
↓
オッパ発言
いや、難しい。
この数分で一体何が起きたのか。
そして僕は＿＿＿＿
なぜこんなにもイライラして、Aちゃんに対する独占欲がむき出しになろうとしているのだろう。
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alexandrite_bbc(プロフ) - 更新楽しみに待っております！(*^ω^*) (2017年10月22日 15時) (
レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
atsuzyuri0430(プロフ) - 初コメです！いきなり娘。の愛の軍団の歌詞出てきてびっくりしました！笑 (2017年8月23日 11時) (レス) id: 70eec61fac (このIDを非表示/違反報告)
はな - 続き楽しみにしてます！爆弾少年ってさいこう…!! (2017年7月1日 16時) (レス) id: 6c31651eec (このIDを非表示/違反報告)
すずか(プロフ) - ニヤニヤやばいです///// (2016年12月29日 11時) (レス) id: da92c3d37d (このIDを非表示/違反報告)
hinakook(プロフ) - すごい面白いです！更新頑張ってください！応援してます！！ (2016年12月29日 1時) (レス) id: 826df79066 (このIDを非表示/違反報告)
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