5 ページ25
.
テミン「ねぇ、もうネタバレもしたしさ、定番である『やばい！！帰れなくなっちゃった！』『じゃあ……泊まってく？』ってくだりカットしてもいい？？」
テヒョン「普通なら１話割くところを１人のセリフで終わらせるのにはやや抵抗があるけど、その体で進めよう。『帰れなくなったから泊まらして下さい』」
僕は、この型破りキャラ(占ツクに今までネタバレ要員なんていたか？いや、いないだろう)を軽く睨みつつ出された紅茶を口にする。
テミン「ちなみに夢定義の掟では、主人公のベットで一緒に寝る方が盛り上がるんですけど、オプションどうなさいますか？」
テヒョン「お任せします！！！！これ以上ネタバレすんな！！！！！」
ってか夢小説の定義何個あるんだよ！！！！
油断ならない。このテミンとかいうネタバレ要員。
ひょっとしたら最終話までも話しかねないので、目で制す。
テミン「あ、ついでにテヒョンさんに＿＿＿＿」
テヒョン「それ！！」
テミン「え？」
テミンくんは不思議そうに僕を見上げる。
テヒョン「なんで……僕の名前、知ってるの？」
テミン「あぁ」
彼は少し笑いを含みながら小さく伸びる。
テミン「今やってる任務にテヒョンさんが深く関わってて勝手に調べさせてもらいました」
テヒョン「え？」
テミン「テヒョンさん。幼なじみ＿＿＿＿いますよね？
彼氏が記憶喪失で、テヒョンさんの初恋の。」
は……？
なんでこいつそんなこと知ってんの……？
テミン「キム・テヒョン。家は美容院。12月30日生まれで、特技はヘアセットで、趣味はﾋﾟｰｰｰｰｰ」
テヒョン「ねぇ！！！！今規制音入ったし！！誤解される！！
テミンくん出てくるだけでコメディ化するのやめて欲しいんだけど！！」
テミン「くふっ★ねぇねぇ、いいこと教えてあげる！」
テヒョン「嫌な予感しかしないんだけど」
テミン「ビョン・ベッキョン、もうすぐ記憶戻るよ？」
テヒョン「は……？」
思わず開けてしまった口。
テミン「今修学旅行でしょー？多分戻ってきたら回復するよ。自分、ハッキングとかTSUTAYAとか頑張ったから」
テヒョン「は？」
テミン「だから幼なじみちゃんに無理矢理でもいいから文化祭のチケット押し付けといて♡」
テヒョン「は？」
テミン「自分、人間を動かせる能力持ってるんです。
ほら、例えば……右向いてください」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2606人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
alexandrite_bbc(プロフ) - 更新楽しみに待っております！(*^ω^*) (2017年10月22日 15時) (
レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
atsuzyuri0430(プロフ) - 初コメです！いきなり娘。の愛の軍団の歌詞出てきてびっくりしました！笑 (2017年8月23日 11時) (レス) id: 70eec61fac (このIDを非表示/違反報告)
はな - 続き楽しみにしてます！爆弾少年ってさいこう…!! (2017年7月1日 16時) (レス) id: 6c31651eec (このIDを非表示/違反報告)
すずか(プロフ) - ニヤニヤやばいです///// (2016年12月29日 11時) (レス) id: da92c3d37d (このIDを非表示/違反報告)
hinakook(プロフ) - すごい面白いです！更新頑張ってください！応援してます！！ (2016年12月29日 1時) (レス) id: 826df79066 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
