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グク「んじゃ先輩に、連絡しとく」
A「大丈夫。テヒョン先輩のカトク持ってるから」
そう言ってポケットからスマホを取り出して、瞼を開ける。
ﾊﾟｼｯ
あれ？
手から抜き取られたスマホ。
グク「え、カトクやってるの？」
A「…………グク。近い。」
グクは私の頭の横に手をついていて。
至近距離で見るその顔はやっぱり整ってるが、私にとって「整ってる」だけであって他でもない。
こう見えて(と言ってはアレだが)グクはモテる。
グク「……」
A「……」
グク「……」
A「……」
グク「……俺、Aのカトク持ってない」
A「LINE持ってるんだからいいじゃん」
グク「やだ」
グクはようやく体を椅子に戻す。
A「携帯貸してよ。テヒョン先輩に……ｺﾞﾎ」
グク「ほら、悪化してるんだから寝なさい」
私が蹴っ飛ばした布団を持ってくるのがめんどくさいのか、グクは自分のカバンからジャージを取り出すと私の頭にかける。
真っ暗じゃん。
グク「俺が連絡しとくから」
その声と共に、ぽん、と頭に乗る手。
テヒョン先輩と違って少し厚みがあって。
目だけ出すとグクは本当にテヒョン先輩に連絡しといてくれていて。
＿＿＿＿まぁいっか。
ジャージから香るグクの匂いはとても落ち着いて、私はそこで目を閉じた。
.
〜テヒョンside〜
ﾌﾞｰｰｯ ﾌﾞｰｰｯ
ポケットの中でなる携帯。
心の中で小さく舌打ちした。
誰だよ授業中に。
ずり落ちそうな眼鏡を人差し指で押し上げながら、机の下でスマホを見ると……
え、Aちゃん。
【本日熱が出てしまい行けそうにないです。】
え？熱なの？
【代理：ジョングク】
ｶﾞﾀﾝｯ
……………………………………は？
なに？どういうこと？
保健室いるの？は？
僕は保健室に向かおうと足を進めようとすると＿＿＿＿
「キム・テヒョン、どこ行くんだ」
あ、れ？
僕今、授業中なのに立ち上がった？
テヒョン「あ、すいません」
僕は自分の席の座る。
隣に座ってるチャニョルが目線で「Aちゃん？」と聞いてくる。
僕は小さく頷いた。
チャニョルは小さく笑うと
チャニョル「無意識って怖いねぇ」
と呟いた。
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alexandrite_bbc(プロフ) - 更新楽しみに待っております！(*^ω^*) (2017年10月22日 15時) (
レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
atsuzyuri0430(プロフ) - 初コメです！いきなり娘。の愛の軍団の歌詞出てきてびっくりしました！笑 (2017年8月23日 11時) (レス) id: 70eec61fac (このIDを非表示/違反報告)
はな - 続き楽しみにしてます！爆弾少年ってさいこう…!! (2017年7月1日 16時) (レス) id: 6c31651eec (このIDを非表示/違反報告)
すずか(プロフ) - ニヤニヤやばいです///// (2016年12月29日 11時) (レス) id: da92c3d37d (このIDを非表示/違反報告)
hinakook(プロフ) - すごい面白いです！更新頑張ってください！応援してます！！ (2016年12月29日 1時) (レス) id: 826df79066 (このIDを非表示/違反報告)
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