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ベク「で、どこが未来の友達だ」
A「それはジョーク！！」
ベク「そんで？」
べっちゃんはムスッとした顔で
ベク「Aはそんな可愛い仕草をしたってこと？」
A「う？」
べっちゃんは「これ」って言いながら手を広げる。
A「だってべっちゃんのこと好きだもん」
ベク「ﾊｧ……ばか可愛い。」
脇の下に腕を通され、そのまんま持ち上げられてべっちゃんの足の間に座らされると後ろから抱きしめられる。
ベク「そういうことするの俺の前だけでして。テヒョンの煽りは無視していいから。」
A「でも〜」
ベク「でもじゃない」
横を向くように座り直せば交わる視線。
べっちゃんはそのまま額と額をｺﾂﾝ、とぶつけると
ベク「ね？」
と言う。
もー。
よくわかんないけど仕方ないなー。
A「じゃあー」
私はべっちゃんの胸に頭を凭れさせて
A「べっちゃんがどんくらい私のこと好きなのか教えてくれたらいいよー」
と言う。
ベク「知りたい？」
べっちゃんが小さく笑えば、その振動で私も揺れる。
ベク「こんくらい」
A「ちっさ！！！！」
べっちゃんは親指と人差し指で「つ」を作る。
高さ１センチもないじゃん！！！
A「べっちゃん酷いー！」
ベク「＿＿＿＿を宇宙から引いたくらい！」
A「……」
ベク「……」
A「……」
ベク「……」
A「……」
ベク「…………なんか反応しろよ恥ずかしいじゃん俺」
べっちゃんはそう言って顔を見せないようにするためか、私をｷﾞｭｯと抱きしめる。
ばか。
もうなにこの人。
可愛すぎでしょ。ゲロ甘すぎでしょ。
A「べっちゃん苦しいー」
ベク「うるさい」
A「べっちゃん私達バカップルだよー」
ベク「好きなんだから仕方ない」
もぞもぞと体を捻り、なんとか顔を出すとべっちゃんは顔が赤かった。
べっちゃんは私に軽くチョップを落とすと、唐突に
ベク「出掛けよ」
と言う。
A「へ？」
ベク「ほら、そんなラフ着じゃなくて可愛い服に着替えてきて。久しぶりにデートするよ。」
なになになになに！？
べっちゃんは私を立ち上がらせると、ロッカールームへと押し込む。
ベク「テヒョン対策、買いに行くから」
はいいい！？
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