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俯いて、ボロボロと涙を零しながらシャドウはそう語った、最近、Aの様子がおかしかったの原因は、それだったようだ
ジョーカー「そうだったんだな」
Aシャドウ「…(コクンッ)」
ジョーカー「その気持ち、俺にも分かるぞ」
Aシャドウ「…(ソッ)」
俺がそうAのシャドウに話しかけると、シャドウはゆっくりと顔を上げた
ジョーカー「強くなりたい、仲間の役に立ちたい、Aはずっと、そう思ってたんだよな?」
Aシャドウ「…(コク)」
ジョーカー「ならきっと、Aが特訓で培った力はものになってるはずだ、Aの場合は、周りからの期待とかプレッシャーに少し弱いだけ、次からは、1人で悩まずに、俺達に相談するといい、できる限り、俺達もAの力になるから」
Aシャドウ「…!本当…ですか…?」
俺の言葉を聞いて、シャドウは不安そうにそう聞いてくる、そんな様子のシャドウに、仲間達も言葉を投げた
パンサー「あったりまえじゃん!なんか悩んでるならいつでも話聞いてあげるし!」
スカル「そーだよ!俺らいつも世話んなってるしな!」
フォックス「あぁ、俺も、話してもらえばいつでも相談に乗ろう」
クイーン「私だって、人の話を聞くことは結構得意よ、伊達に生徒の相談乗ってないから」
ノワール「先輩後輩とはいえ、私達友達でしょ?困ってたら助けてあげるのが、先輩兼友達の私の役目でもあるもの」
モナ「ワガハイ達はオマエが思ってるほどかたっくるしい関係じゃねぇ、いつだって力になってやる」
Aシャドウ「皆さん…っ(フッ)…ありがとうございます…!」
Aのシャドウは、俺達にそう伝えると消えていった、俺達はそれを見送った
スカル「(トンッ)リーダー」
ジョーカー「…(コク)皆、帰ろう、ルブランに」
ジョーカー以外の全員「おう!」
そうしているとスカルがオタカラ片手に俺の肩を肘で小突いてきた、俺は皆にそう指示しその場を後にした、この後、ルブランに帰ってからAに申し訳なさそうに謝られたのは、また別の話だ

――――――――――――――――
皆さんここまでお付き合い下さりありがとうございます!
短編集のはずなのに想像以上に長くなってしまい驚いているこの頃…(←)
まぁともかく(?)これからも作者を応援してくださると嬉しいです!
これからも応援よろしくお願いします!

紙の上に描くのは 【喜多川祐介】→←〃



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作者名:ひーにゃ | 作成日時:2024年3月5日 10時

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