ペルソナ5短編集 (ページ6)

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ｽｶﾙ｢…っ姿が変わっただけだろ…他は前と一緒だって…｣
Aｼｬﾄﾞｳ｢じゃあ、試してみます？｣
ﾓﾅ｢試す…？｣
Aｼｬﾄﾞｳ｢…(ｽｩｯ)ガルダイン｣
(ﾌﾞｵｯ)
全員｢…！？｣
ﾊﾟﾝｻｰ｢ちょ…待って！さっきより風強くない？！｣
ｸｲｰﾝ｢確かに…立ってるだけで精一杯だわ…！｣
ｽｶﾙ｢っおい！これ絶対やべぇって…｣
Aｼｬﾄﾞｳ｢…(ﾌｯ)｣
(ﾌﾞｫﾝ!)
全員｢うわぁぁぁっ！｣
Aは先程と同じように、また技を放った、しかし今回の技は、先程のものより強力なものとなっていた
Aｼｬﾄﾞｳ｢あれぇ？スカルさんってばあんなこと言っといて…口ほどにもないんですね？｣
ｽｶﾙ｢っ…くっそぉ…返す言葉もねぇ…｣
ﾅﾋﾞ『…！おい！お前ら聞け！コイツ…スタミナもパワーもさっきより格段にパワーアップしてる！』
ﾊﾟﾝｻｰ｢えっ？！｣
ﾌｫｯｸｽ｢な…なんだと？｣
ﾓﾅ｢シャドウは暴走すると力が上がるとは言うが…まさかここまで…｣
ナビ曰く、シャドウは先程よりも格段にパワーアップしているらしい、どうりで先程よりも技が強力なわけだ
ｽｶﾙ｢おいおい…嘘だろぉ…｣
ｸｲｰﾝ｢このままだと耐久戦になりかねないわ…｣
ﾉﾜｰﾙ｢間に合わないかもしれないってことも有り得るよね…｣
ﾊﾟﾝｻｰ｢でも…ここまで強化されちゃったらさ…勝てっこなくない？｣
ｼﾞｮｰｶｰ｢…諦めちゃダメだ｣
蓮以外の全員｢！｣
更に強くなったAのシャドウを前に、弱音を吐き出した仲間達に俺はそう言う
ｼﾞｮｰｶｰ｢勝てそうになくても、俺達は今までずっと乗り越えてきた、諦めたら、せっかく俺達を信じて頼ってくれたAのことを裏切ることになる｣
｢約束したんだ、絶対に心を盗んでみせると｣と俺はもう一度皆に話す、皆は顔を見合せたあと、それぞれ口を開き始めた
ﾊﾟﾝｻｰ｢うん、その通りだよ｣
ﾉﾜｰﾙ｢約束、だもんね｣
ｸｲｰﾝ｢弱音なんか吐いてちゃ、盗めるものも盗めないわよね｣
ｽｶﾙ｢強ぇ敵から、逃げてちゃダメだよな｣
ﾌｫｯｸｽ｢風と呪怨を使いこなす黒猫か…俺達の相手にとって不足は無い｣
ﾓﾅ｢オマエの覚悟、受け取ったぜ｣
ｼﾞｮｰｶｰ｢皆…｣
ｽｶﾙ｢力貸すぜ、リーダー｣
ｼﾞｮｰｶｰ｢…あぁ！｣
俺達はそう言って、またシャドウに向き直った
Aｼｬﾄﾞｳ｢…(ﾆﾔｯ)マハエイガ！｣
全員｢(ｼｭｯ)(避け)｣
ｼﾞｮｰｶｰ｢フォックス！｣
ﾌｫｯｸｽ｢承知した！来たれ！ゴエモン！｣