ペルソナ5短編集

ミッション遂行【雨宮蓮】 ページ3

Aｼｬﾄﾞｳ｢っふふ、皆さん来てたなら声掛けててくれれば良かったのに｣
ｼﾞｮｰｶｰ｢…っ｣
ｽｶﾙ｢っま…まじかよ…｣
ﾊﾟﾝｻｰ｢これが…Aのシャドウ…｣
ｸｲｰﾝ｢今までのシャドウとは…段違いの強さだわ…｣
クイーンがそう言う、周りにはボロボロになった仲間達、目の前には黄色く瞳を輝かせた、古代エジプト神話のバステト神のような猫耳付きのヘアアクセサリーと首飾りをつけて、真っ白な服を着たAのシャドウが俺達の前に立ち塞がっていた
Aｼｬﾄﾞｳ｢まぁせっかく来ていただいたんですし、どうせならもっと楽しんでもらわないと！｣
ﾅﾋﾞ『ジョーカー、来るぞ！』
ｼﾞｮｰｶｰ｢っあぁ！(構え)｣
Aｼｬﾄﾞｳ｢ガルダイン！(竜巻を飛ばす)｣
ﾉﾜｰﾙ｢っ！う…何この風…！｣
ﾓﾅ｢ワガハイ達でも…抑えるのが精一杯だ…！｣
ﾌｫｯｸｽ｢この攻撃…このままでは持たないぞ…！｣
ｼﾞｮｰｶｰ｢っ…｣
フォックスの言う通りだ、俺は頭の中で打開策を探した、しかしAのシャドウはそんなこともお構い無しにまた戦闘態勢に入る
Aｼｬﾄﾞｳ｢まだ倒れてもらっちゃ困りますよ！マハガルダイン！｣
ﾓﾅ、ﾉﾜｰﾙ、ｸｲｰﾝ｢っが！/きゃあっ！/あぁっ！｣
ｼﾞｮｰｶｰ｢！モナ！ノワール！クイーン！｣
Aｼｬﾄﾞｳ｢もういっちょ！エイガオン！｣
ﾊﾟﾝｻｰ、ｽｶﾙ、ﾌｫｯｸｽ｢きゃぁぁ！/おわぁぁっ！/ぐぁぁっ！｣
ｼﾞｮｰｶｰ｢皆！がはっ！｣
想像以上の力の強さに、俺達は攻撃を受け取めきれず飛ばされていく
Aｼｬﾄﾞｳ｢あれ、もう終わりですか？つまんないなぁ…｣
ｽｶﾙ｢冗談じゃねぇよ…こんなのに…どうやって勝てっつーんだよ…｣
ﾊﾟﾝｻｰ｢まだ姿も変わってないのにこの強さって…｣
ﾅﾋﾞ『いや…そうじゃないっぽいな…』
ﾊﾟﾝｻｰ｢え？｣
ﾅﾋﾞ『コイツまだ本気出してないっぽいぞ…スタミナの半分も減ってない…』
ｽｶﾙ｢なっ？！嘘だろ？！｣
ﾉﾜｰﾙ｢じゃあこのシャドウ、これよりもっと強いってこと？！｣
スカルとノワールがシャドウの方を見るとシャドウはニヤリと微笑んだ、現実のAからは見た事のないような、意地の悪い表情で
Aｼｬﾄﾞｳ｢へぇ、さすがナビさんといったところか…その通りです、私はまだ本気を出していません｣
ｽｶﾙ｢まじなのかよ？！｣
Aｼｬﾄﾞｳ｢当然でしょう？すぐに本気出しちゃったらつまらないじゃないですか｣
ｼﾞｮｰｶｰ｢っ…｣

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