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放課を知らせるチャイムが鳴ってすぐ海が教室に来た、海は僕に「よっ」と声をかけ、僕の前の席(つまりあの子の席)に座って携帯をいじり始めた。放課後はほぼ毎日特に理由はないけど、こうして教室でゆっくりしたり世間話して帰る。なんか女の子みたいだけど、僕らの日課。



いつもは祐基と稜雅もいるけど用事があるとかで先に帰っちゃったみたい



机に肘をついてぼーっとしながらなんとなーくグラウンドを見つめる、






「あっ、タカミちゃんだ…」





テニスコートで一際目立つタカミちゃんを見つけて、少しテンションが上がる。笑顔が輝いてる…かわいいなぁ






「うん?どれどれ?」






なんて言って前の席の海も手で双眼鏡を作ってそれをグラウンドに向けて覗いていた






「タカミちゃんねー、ちょっと身長高いけどねー」



「海同じクラスでしょー?僕タカミちゃんとお話してみたいなぁ」



「いーや無理無理、タカミちゃんの人気すんごいんだから」



「えーやっぱりそうだよね、何してても可愛い感じするもん」



「ふーん、佑亮のタイプはタカミちゃんみたいな人なんだね」



「タイプ…なのかなあ?」






入学式の時、スタイルがすごく良くて美人な人がいるって噂を聞いて、半信半疑でクラスを見に行ったら本当にモデルさんみたいでびっくりしたんだよね…、ほんとに天使みたいでテニスをしてる姿もキラキラしてるし、いっつもにこにこしててかわいいし、常に周りに人もいて、素敵だよねタカミちゃん



男なら1度はお話して、あわよくば仲良くなりたいような人だ






そんなことを考えていたらなにかひらめいたような顔をした海が口を開いた









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みな - ありがとうございます!!!頑張ってください、冗談抜きで1日に何回か読んでるくらい好きです!!! (2019年3月29日 17時) (レス) id: 47d8e4dfd5 (このIDを非表示/違反報告)
すくらんぶるたまご(プロフ) - みなさん» ひぇ…嬉しいお言葉ありがとうございます…!おもしろいお話書けるように頑張るのでしっかり寝てくださいね!!!! (2019年3月29日 8時) (レス) id: cc0e78c58e (このIDを非表示/違反報告)
みな - 続きが気になって寝れないどーしよ!!!!!!!!!、 (2019年3月29日 3時) (レス) id: 47d8e4dfd5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すくらんぶるたまご | 作成日時:2019年3月25日 3時

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