＊ ページ35
「森本って、あの森本？」
不祥事一家なんて言われ、好奇の目に触れた。
最初は傷ついたし、怒りもあった。
でも最初だけ。
もう何もかもがどうでも良くなった。
父さんがやったことも、母さんがやった事も、兄ちゃんがやった事も。
俺もやればこの世に入れなくなるかな。
追放、されたいかも。
それからは早かったな。
煙草や酒はすぐにやったし
そういうクスリにも手を出した。
ジ『ねぇ、大丈夫？』
その声はボロボロの俺に、暗闇にいた俺に差した唯一の光だった。
クスリと酒でボロボロだった俺をあの汚い場所で見つけてくれた。
ジ『今まで慎太郎にどんなことがあったかは知らないしわからないけど、これからは俺が慎太郎をほっとかないよ』
その日から俺は情けないけど、泣きながら体から酒とクスリを抜いた。
死ぬかと思うほどの離脱症状もジェシーのためなら、と。
森『宮ちゃん、さっきはごめん。でもさ分かってよ。』
ジェシーが望むのなら、
俺は誰を敵にしたっていいよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1219人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
沙耶 - 続き楽しみにしてます！ (2022年8月11日 16時) (
レス) id: 6a6eda54e2 (このIDを非表示/違反報告)
和 蓮 .(プロフ) - リクエスト受け付けてますか？よければ蓮くんメインのお話が見たいです。 (2020年12月17日 22時) (レス) id: 888c904e00 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひい | 作成日時：2020年12月16日 19時
