同情と恋心 (ページ48)

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プレゼントページ48

玉森side

今日は楽しみすぎて休日なのに朝から目覚めた。

いつもより、身体が軽い気がした。

【結局、LINEでは割と話したけど、直接話すのは久しぶりだなぁ！

ちゃんとお話できるかな？

てか、何着ていこ、

あっちは仕事帰りだから、こっちがキメすぎてもなぁ……】

そんなことを思いながらクローゼットを漁り、一番ラフな格好を選んだ。

【てか、午前中暇だし、なんかAちゃんに買っていこうかなぁ～！

喜んでくれるかな？(笑)

何がいいかなぁ、、重すぎないのがいいよね、！】

そんなことを考えながら俺は家を出た。

俺の愛車は左ハンドル。

日本ではいろいろと使いにくい。

けど、カッコイイし乗り心地がバツグンで俺は好きだった。

そして、この愛車の助手席に未だ女の子は乗せたことは無い。

メンバーでも、乗ったのは宮田くらいだ。

ここに今日Aちゃんが乗る予定なのだ。

俺はワクワクが止まらなかった。

どんな話をしようか色々と考え、運転しながら一人ニヤニヤが止まらなかったが、やっぱり昔の話とかベタな話から仲良くなるのが一番なのだと落ち着いた。

とりあえず、俺は表参道でブラブラすることにした。

ウィンドウショッピングは嫌いではない。

気に入ったものがあれば店に入り、吟味する。

今日はAちゃんに渡す何かを探そうとブラブラした。

しばらくブラブラ歩いていると、

【あっ！これかわいい！！

ちょっとこの店入ってみよ～】

少し気になったお店があったので、入ってみた。

お店に入ると、すぐに定員が話しかけてきた。

定員は俺に気づいていないようだった。

(定員)「何をお探しですか？」

「いや、特に決めてないんですけど、女の子に渡すもの探してて、

かわいくて、使えるもの何かないかなぁって思ってて、今そこのショーウィンドウに飾ってあるやつかわいいなぁって！」

(定員)「彼女さんですか？」

「いや、違います！まだお友達にもなれてないんですけど、今日買ったもの渡してお友達にはなりたいなぁって思ってます(笑)」

(定員)「ショーウィンドウに飾られているものはとても人気なんですが、今、先着3名様の限定バージョンが入荷致しまして、こちらにございます！」

「えっ、それ見せてください！」

俺は定員に限定商品の説明を受け、結局Aちゃんにそれを買うことにした。