同情と恋心 (ページ5)

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ホンモノ……！！ページ5

今の今まで私の仕事は嵐のライブとばかり思っていたのに、まさかのキスマイのライブのお手伝いだった。

私が動揺して、色々考えていると目の前のダンボールがすっと私の目の前に上がってきた。

(北山)「これ、俺らの部屋に持っていくんでしょ？」

そう言って、北山さんがダンボールを持っていた。

「あっ、はい…、、、」

ビックリしすぎてそう答えてしまった。
でも、すぐに私は言い直した。

「あっ、けど、！！

私がやりますんで！！わざわざありがとうございます！！！」

お礼を言ってダンボールを受け取ろうとしたら

(北山)「いいよいいよ～(笑)

女の子にこんなことさせられないよ(笑)

あっ、でも部屋のトビラだけ開けてもらえる？

ふふっ(笑)」

と言ってすぐそこの部屋を顎で指して笑った。

私は何も言い返せず、ダンボールを奪い取ることも出来ず、指示に従って部屋のドアを開けた。

北山さんが先に部屋に入って行くと、中から何人かの声が聞こえた。

(北山)「おはー」

？「おはよ～！えっ、きたみつ何持ってんの～？」

？「なになに～それ！！(笑)」

？「おはよっ、ふっ、なにそれ？」

？「みつ、おはょ。何持ってんの？(笑)」

？「みつ、おはよ～！なになにそれー！」

？「きたみつ遅いぞ～、みんな揃ってんぞ。」

(北山)「ごめんごめん！みんなお待たせ(笑)

これさ、さっきそこで拾ってきた(笑)

あっ、ねぇ！さっきの子！どこ行った？

これどこ置けばいい？」

誰かとの会話の後に、急に部屋の外にいた私に聞いてきた。

慌てて部屋に入って場所を言おうとしたら部屋の中には、！！！

キスマイのメンバー全員がそこに。

そしてみんなこっちを見ている。

【えっ！まって、無理無理無理！！！なんでみんなこっち見てるの？てか、まずさ、急にキスマイ全員はハードル高すぎ！！！恥かしくでなんて言えばいいのかわかんないよ～(泣)】

焦りながらも私はとりあえず口を開いた。

「はっ！！

初めまして……！

あっ、で、、、あっ、あの、！！北山さん！

そのダンボールはその隅の方で大丈夫です！！

あの、ほんとに申し訳ありませんでした(汗)

運んでくださってありがとうございます！！」

そう言いながら部屋をもう一度見渡してみた。

【げっ、まじで本物のキスマイじゃん、、、、】