いつもの日常7 ページ8
こんな、どっちも好きかどうかわからない状態で付き合ってる私たち。
付き合い始めたころは、多分誰が見てもカップルだ。ってわかったと思う。
付き合う前よりも笑顔が増えて、いろんなところに出かけたりもして。なによりも楽しかった。
けど、それは1年の時だけだった。
2年にあがると、またクラスは離れてしまった。
それに、壱のことが好きという噂があった、紗江が壱と同じクラスになってしまった。
前までは紗江も私と同じでクラス、違かったのに。
その影響でか、紗江と壱はたいてい同じグループにいた。
美沙「まーた眉間にしわ出来てるよ〜？ｗ
もしかして壱と紗江のこと考えてたのか？？」
小恋「えっ！嘘〜。何でわかるの〜？」
今のはちょっと驚いた。
佳奈子「あ〜、最近仲良いよね。」
美緒「しかもそれだけじゃなくて、ねぇ？ｗ」
。。。
佳奈子「え、なにかあったの？」
美緒「ん〜とね、まぁfall祭りあったっしょ？
その祭りの日に城田と紗江ちゃんが夜9時ごろ2人きりでいたんだって〜。」
そう。壱たちのグループとのメンバーと一緒ってわけじゃなくて、2人きりだった。
それを偶然にも誰かが発見してしまい、その噂が1か月たった今でも流れていた。
私と壱とで出かけた時、祭りの話が出なかったわけじゃない。
むしろでて、久しぶりに私から誘ったんだ。
小恋「そのfall祭り、一緒にまわんない？」
って。
でも、壱は。
壱「あー、その日用事はいってるから。」
だって。
その用事が紗江と一緒にまわることだったんだよね。
私、彼女なんだよね．．．？
続く
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